内容説明
タッタッ、タッタッ、12歳のアニーが好きなのは走ることと、絵を描くこと。アニーのまわりでいろいろなことが変わりはじめた。お母さんのおなかの中には、赤ちゃんがいる。おじいちゃんは、日に日に忘れっぽくなっていく。幼なじみのマックスは、気分屋。アニーは自分をみつめながら、ひとつのりんごを100日間描きつづける。12歳の少女が見つめた生まれくる命と老いていく命の物語。小学校高学年から。
著者等紹介
クリーチ,シャロン[クリーチ,シャロン][Creech,Sharon]
1945年米国オハイオ州クリーヴランド生まれ。英国とスイスの高校で英語教師として働いた後、作家となる。1995年『めぐりめぐる月』(偕成社)でニューベリー賞、2002年『ルビーの谷』(早川書房)でカーネギー賞を受賞。両方の受賞は著者がはじめて
もきかずこ[モキカズコ]
1949年広島県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。翻訳家・作家
堀川理万子[ホリカワリマコ]
1965年東京都生まれ。東京芸術大学大学院修了。絵画作品による個展を中心に、東京・京都で活動している。本の挿絵・装画や絵本も数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 彼女はそこにいる