内容説明
デティーグ男爵の娘クラリスを愛する青年ラウールは男爵と対立するカリオストロ伯爵夫人の危機を救ったことから莫大な宝石のありかをめぐる抗争に巻きこまれる。天性の美貌と才智を持つ伯爵夫人とは何者か?クラリスへの思慕を胸に秘めながらラウールこと若き日のアルセーヌ・ルパンが中世の修道院の財宝の謎をめぐって妖婦と血戦をくりひろげる。小学上級から。
著者等紹介
ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
1864年フランスのルーアンに生まれ、少年時代に文豪フロベールと親しく接した。はじめ心理小説を書いたが、1905年「ジュ・セ・トゥ」誌にルパンを初登場させて大評判を博し、以後『813』『金三角』『虎の牙』など主にルパンものを発表。魅力的なルパン像、推理と冒険話により今日に至るまで世界的な読者を得る。1941年没
竹西英夫[タケニシヒデオ]
1938年東京に生まれる。東京大学教養学科卒業。英・米・仏関係の文学研究・翻訳に従事した。1995年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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