出版社内容情報
グリム兄弟の童話集を,原書のさし絵を豊富に使って完全訳で贈る。第1巻には「オオカミと七ひきの子ヤギ」 「赤ずきん」など36編。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
15
たまき、「ホレおばあさん」デビュー。オチに大うけ!2016/12/28
もも
3
絵本等で読んでいてなじみのお話もあったが、なんとも怖いお話が多い。「手なしむすめ」なんてタイトルから怖いじゃないか。昔話は過激な内容が多かったのだろうか。431ページに36のお話で、ひとつひとつは短めで読みやすいが、字体が老眼の私には厳しかった。2023/10/06
たまきら
3
初めて絵がない本を読んでみました。2作「森の家」と「カーネーション」を読み、特に「ドオークス!」に大笑い。2015/07/01
ふろず@烏龍茶が美味しい
1
森鴎外が、「子供はグリムよりアンデルセンで育ててね」といったわけがよくわかった。2022/12/29
ヒツジ
1
もう何百回も読み返しています。奥付の刷数から察するに、お父さんかお母さんが、わたしが産まれた頃に買ってくれたんだと思う。 完訳とついてないけど完訳です。 挿絵は原書の挿絵を使っていて、古めかしさと分かり易さが絶妙に融合した訳と、よく合っています。 変に気取っていなくて、でも読み手に媚びていなくて、ひらがなと漢字の配分も、言葉選びも、句読点の打ち方も絶妙です。注釈がですます調なのも可愛らしく、わたしはこの本が大好きです。2012/07/04