出版社内容情報
アルプスの少女ハイジは,愛する人々と別れて,足の不自由な少女クララの遊び相手として街のお金持ちの家へ引き取られます。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mijas
55
原作がこれほど素敵だったとは!途中から涙が止まらなくなった。大人が読むとまた感慨深い。子供の気持ちが痛いほど伝わってくる。元気なハイジのイメージだが、原作ではハイジの繊細さや透明感が際立つ。純粋で心優しくて、何ていい子なのだろう。それなのに大人の一言が子供を深く傷つける。小さな子供が周囲を気遣い、自分の気持ちを我慢してしまう。声を出して泣くことさえも禁じられる。自分の家に帰れないハイジが可哀想だった。訳によるかもしれないが、ハイジが詩(賛美歌)を読む場面、おじいさんが改心する場面も原作でこそ味わえる感傷。2017/05/25
わたし
5
アニメのハイジの原作が読みたい!と読了。ご飯のシーンを読んでいると本当にお腹が空いてきてしまって大変でした。ハイジが行く先々で感動し、喜び、また悲しんで涙を流しながら皆を笑顔にさせて心の氷を溶かしていく。こんなに素敵な本だとは思わず嬉しい気持ちでいっぱいです。アニメには描かれていないシーンも多くあり、原作を読む事によって深くアニメを知ることができました。下巻を読み終わったら、またアニメを見返したいと思います。2013/05/31
かおりんご
1
アニメでは見たことあるけれど、こんな内容だったんだと、改めて知りました。おんじの人となりが変わっていくのがいい!途中、ポロポロ泣いてしまいました。2011/03/20
hinarin
0
小4子供に読み聞かせ。訳がなんかまわりくどくて読み聞かせするにはちょっと不向きだったかも・・