偕成社文庫<br> ハックルベリー=フィンの冒険 〈上〉 (改訂版)

個数:

偕成社文庫
ハックルベリー=フィンの冒険 〈上〉 (改訂版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 326p
  • 商品コード 9784036502707
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

気ままな生活を求める自然児ハックと逃亡中の黒人奴隷ジムは,追っ手からのがれて自由州にむけミシシッピ川をいかだで下っていく。   小学校高学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

273
その名前があらわす自然児のハック。彼は学校や教会の規範からも、そして父親からも逃走して故郷を後にする。逃亡奴隷ジムと一緒の筏での旅だ。オハイオ川から合流点のCairoを経てミシシッピ川へ。物語は川を道筋とするロード・ノヴェルの構想の元にかかれており、南部の雄大な光景を背景に展開してゆく。そこは暖かいサザン・ホスピタリティの一方で、簡単に人を殺し人が殺されるといった矛盾を孕んだままに共存する世界だ。そして、ハックが抱え続ける煩悶は、黒人奴隷の問題だった。さあ、物語の後半は、いよいよディープ・サウスの世界へ。2015/12/12

やじ

17
トムソーヤーの冒険は名作だけど、この本もアニメ化してほしかったなぁ。blacklivesmatterとかで銅像を倒したり無法地帯にしてる奴らがもし読書をしたとすれば、この本も燃やされてしまうでしょう。前回の冒険で得た6千ドル。判事さんに管理してもらっているが、飲んだくれ暴力ネグレクト親父が帰ってくると聞き全部を判事さんにあげちゃう。拉致られたハックが親父から逃げる様は映画みたい。逃げたため200ドルの賞金がついた黒人奴隷のジムといかだでミシシッピ河を南に向かう。スケールでか過ぎ。2020/06/29

けろ

4
大変の面白かった。1830~40年代の価値観、ミシシッピ川流域の人々の生活が興味深い。子供時代に読んだ翻訳本の口調、語彙が懐かしかった。2018/08/11

四季

3
トム・ソーヤーの冒険は町の周りを舞台にした子供の冒険という感じがしたけど、こちらは故郷から遠く離れたまさに誰もが思い浮かぶ冒険だ。一時、後家さんに引き取られて普通の人間として教養を押し付けられるが、自然児であるハックにとってそれは苦痛でしかない。なんだかんだでハックは親にとても似ているのだ。ただ、ロクデナシの父親とハックの違いは、ハックが悪いことを悪いと負い目を感じられる心がある。それだけで、ハックが優しい気質であることがうかがえる。2015/05/29

n0i

2
放浪者的ハック少年の眼を通して描かれる、南北戦争前のアメリカ。 銃を持った荒くれ者どもが闊歩する、封建制に近い社会。 奴隷の存在、私刑の横行。 アメリカ原風景の一つを描く鮮烈な作品と思うが、長編特有のダラダラ感が惜しい。 説明のための記述の多さがテンポを悪くしている。 短編小説の連作のような形式が似合うのではないか。2011/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/402795
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品