出版社内容情報
銭天堂をつぶそうと策略をめぐらすよどみ。そしてついに、よどみの分身ともいえる黒い猫が放たれた! どうする紅子、危機一髪。
内容説明
その駄菓子屋を目の敵にする娘がいる。いいたいことだけいって、よどみはするりと出ていった。…だが、紅子は知らなかったのだ。自分たちが話していたとき、よどみの着物のそでから小さな黒いものが二つころがりでて、風のようなすばやさで、ものかげにすべりこんでいったことに…。小学校中学年から。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』(岩崎書店)で、ジュニア冒険小説大賞受賞
jyajya[JYAJYA]
福岡県生まれ。モバイル事業を中心とした会社で、アプリ制作、コンテンツ制作、サイト運営に携わる。2011年にフリーデザイナーとして独立。現在は、イラスト制作などで、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
135
今回は悪意のエキスが混じっている為に、本来とは違う効果が…食べた時に喉に引っかかる感じや、苦さを感じている時は危険ですね。それでも紅子の活躍で、効果を消したり新しい商品を渡したり。お母さんが子どもを有名子役にさせようとしているのが怖かったです。特別な力なんて使わなくても、本来の自分自身で十分だよ!?というメッセージがある気がします。13巻まで出ているみたいですけど、どうなっていくのかな?よどみの復讐心って本当に怖いですが捕まって良かったです。今までの登場人物も少しずつ登場していますね。2021/07/04
KAZOO
135
このシリーズも8冊目です。よく続くと思います。読者層は中学生くらいあるいは小学生上級くらいなのでしょうか?私はいつも楽しく読ませてもらっています。悪い人物もそんなに強くはないけれど懲りずにいろいろ仕掛けてきます。今回も様々なお菓子が登場しますが、最後に付録での今までのお菓子ベスト5があり楽しめました。2018/05/27
Nat
68
図書館本。ようやく10巻まで全部読むことができた。でも、順不同で読んだから、よく繋がらなくなっている部分もある。8巻で欲しくなったのはおっかさん仮面。家にあったらいいなぁ。一人暮らしでなくても役立つのかな?よどみさんのお菓子を欲しがる人はいるのかなと疑問だったが、巻末の怪童のよどみちゃんのお菓子ベスト5の中の恋人を引き裂くひきさきイカとかは欲しがる人がいるかもと思った。2021/09/14
こみっくま🌟スタレビ聴き込み中
67
早いもので8巻目。『ほしいイモ』『おっかさん仮面』『泣かんパイ』『マスク・メロンパン』『バイリンガール』『スリスリリンゴ』など。今回もよくこんなにネタが続くなあと感心するくらい絶妙なネーミングの駄菓子とそれを食べた人達の不思議な物語を楽しんだ。そしてよどみさんと紅子さんの対決はまだまだ続くという感じではあるけどこの対決の仕方はもう少しひねりが欲しいかなという気はしたかな。今回は黒猫の墨丸が留守番した回が可愛くて良かった~私も墨丸に駄菓子を選んでもらいたいな~(^・o・^)ノ”2017/11/19
うっちー
61
よどみさんが良い❓エキスになっています2022/04/23