内容説明
ANAグループ機内誌『翼の王国』人気連載コラム。祇園の粋な遊び方、教えます。
著者等紹介
徳力龍之介[トクリキリュウノスケ]
1960年、京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
32
「営業の神様」の隣に鎮座されていたので、再読。「八朔」8月のお一日に「八朔」と呼ばれている行事があります。祇園町ではこの日に芸妓、舞妓衆が夏のご挨拶まわりをするのが習慣となっています。挨拶の口上は「おめでとうさんどす。相変わりませずおたの申します」と、夏の盛りになぜかお正月のようです。花街のあちらこちらから「おかあさん、おおきにー」と可愛らしい声が飛び交います。 神様がスタートなら、流儀がゴール。共通点は、履物で人物が決まる。最近、八朔食べてないなあ。2019/09/24
つちのこ
2
ANAの機関誌『翼の王国』に連載されているコラムですが、出張に行く機内でいつも楽しみに読んでました。単行本化にあたり加筆・修正されているので、文章もいくぶん短くなっているようです。 さてこの本、これまでもこれからも、私には一生縁がないであろう花街のお茶屋のしきたりや舞妓遊びなど、京都の雅な一面を知ることができて貴重です。写真も雰囲気が良くてセンスを感じます。2020/08/25
Riekoma
2
わかりやすく花街の紹介をしてくれる素敵な本。舞妓さん等の写真が多くて パラパラっとめくるだけでも楽しい。2014/08/05
ムラカミ
2
「粋」な旦那衆は、この内容でこの値段でも文句を言わない。2011/08/19
katta
2
京都案内の本は数あれど、普通の人が経験できない案内本って珍しい(笑)祇園の花街の掟と楽しさを十分に味あわせてくれる。16歳から舞妓になって20歳くらいで襟替えして芸妓になる。旦那衆はやさしく見守りお金を落とす。お茶屋のシステムの合理性。いや、とても勉強になりましたが、この薀蓄、使えません…2011/04/30