出版社内容情報
よどみからの使命で怪童が紅子に菓子勝負を挑む。はたしてお店にやってきたお客さんは、どちらの菓子を選ぶのか? 全6話。
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
jyajya[ジャジャ]
内容説明
その駄菓子屋は、いつもとちがっている。主人の紅子は、なげきます…。この世の中、勝ち負けだけじゃないんでござんすがねえ。小学校中学年から。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』でジュニア冒険小説大賞受賞
jyajya[JYAJYA]
福岡県生まれ。モバイル事業を中心とした会社で、アプリ制作、コンテンツ制作、サイト運営に携わる。2011年にフリーデザイナーとして独立。CG会社でイラスト制作など、活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
137
シリーズの7冊目です。宿敵の代理が出てきて主人公と対決をします。2勝2敗2引き分けと五分でした。あまり強くないのがいいですね。子どものお菓子なのでやはりどちらを選ぶかは大人の考えとはかなり違う結果もありますね。楽しく読ませてくれますがいつまで続くのでしょうね。また決着をどのように持っていくのかも気になります。2017/10/24
mariya926
127
うーん。わざわざ不幸にするお菓子を店頭に置いてお勧めしなくてもいいと思うけど…。もちろん教訓の意味も含まれていても、そんなことで争う必要はないと感じました。せっかく『運』で来てお客さんを不幸にしたり、自分のお菓子を選ぶか試すのはちょっと…。いつも同じ展開だと飽きられるというのもありますが…。特に可哀想だったのは、ご飯が壊滅的に不味い兄弟のシェフショコラ。純粋に美味しいご飯が食べたいという願いだったのに…。今回は勇気を持って立ち向かって勝利するか、ものすごく後悔をするか?という感じの物語が多かったです。2021/07/03
ゆみねこ
78
楽しみにしているシリーズ、もう7巻になりました。たたりめ堂のよどみさんが、なぜ銭天堂の紅子さんを敵視するのかが明らかに。薄暗い路地にひっそりと佇む銭天堂、ふらりと行ってみたいけれど、凡人で小心な私には怖さが勝るので無理だなぁ。墨丸の登場が嬉しい!2017/04/26
うっちー
67
よどみちゃんとの対決はいつまで続くのか2022/03/16
hirune
61
天獄園の怪童という胡散臭いおっさんに果たし合いを挑まれた紅子さん、今回は両方のお菓子を勧めてどちらをお客が選ぶかで勝敗を決めようという趣向。いつもは銭天堂の商品だけなのに、不幸な結果しか招かない天獄園のお菓子が選択肢に加えられたお客は気の毒だ。一人なんか反則気味に誘導されちゃったし^^;そしてもう よどみさんが出てくるの?短いなぁ、反省なんかしてないよね。よどみさんの生きがいが逆恨みなら、仕方ないのかな?迷惑なこっちゃ。。2017/08/30
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