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内容説明
東京都青ヶ島村は、黒潮のまっただ中にうかぶ。東京から360キロはなれた青ヶ島が大噴火をおこしたのは、いまから200年前の天明5年のことだった。当時、島には300人の人びとが暮らしていて、そのうちの150人は島をのがれて八丈島に移り住んだ。しかし、残された半数の人びとは、助けだされる手だてもなく、噴煙のとどろく中をさまよい死に絶えてしまった。八丈に移った人びとは、いく度となく島の復興を試みるが失敗をくり返し、50年後の天保5年、やっと島への還住をはたしたのだった。この本は、非運に泣きつづけた青ヶ島の島人の苦難のあとをたどった記録である。
目次
島へ
山焼けおこる
不安な時代
火の島をのがれて
故郷なき人びと
波にくだけた夢
孤島のたたかい
次郎太夫立つ
50年めの帰還
島から
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