出版社内容情報
あなたの郷土に、こんなヒーローがいた! 小学校4年生の社会科でとりくむ「地域の伝統と文化や地域の発展に尽くした先人の働き」(学習指導要領より)を学べるシリーズ。
2巻では、教育の分野で活躍した先人たちをとりあげます。「太平洋の橋たらん」という信念をいだいて国際理解と世界平和の大切さを説いた先人、初の女子留学生としてアメリカで学び、日本の女子教育につくした先人、急激な西洋化が進むなかで日本の伝統美術を見直し、積極的に海外へと紹介した先人、柔道の創始者で、アジアで初めて国際オリンピック委員会の委員に就任した先人など、信念と行動力で人びとのためにつくした多種多様なヒーローたちが登場! 巻末にワークシートもついていて、資料を整理したり、考えをまとめたりする「しらべ学習」の実践にも役立ちます。
このシリーズでは、「開発」「教育」「医療」「文化」「産業」の各分野について、47都道府県から1人ずつ先人を紹介していきます。合計235人のヒーローが登場する、読みごたえたっぷりのシリーズです。
内容説明
女子高等教育に力をつくした、津田梅子(東京都)など全都道府県から47人を収録。
目次
岩手県 新渡戸稲造―“太平洋の架け橋”をめざした国際人
群馬県 船津伝次平―近代的な農法を広めた“三老農”のひとり
東京都 津田梅子―7歳でアメリカにわたり女子高等教育の道をひらいた
神奈川県 岡倉天心―東洋の伝統美術を世界に広めた
岐阜県 下田歌子―日本の女子に勉強する場を!
兵庫県 嘉納治五郎―日本の武術を進化させた“柔道の父”
鳥取県 遠藤董―図書館と盲唖学校をつくった“鳥取の教育の父”
岡山県 池田光政―日本で初めて庶民のための学校をつくった大名
山口県 吉田松陰―松下村塾で新時代をになう人を育てた
大分県 福沢諭吉―『学問のすすめ』を出版し個人の自立をうったえた
見つけよう!わたしたちの郷土のパイオニア
著者等紹介
北俊夫[キタトシオ]
福井県に生まれる。東京都公立小学校教員、東京都教育委員会指導主事、文部省(現文部科学省)初等中等教育局教科調査官、岐阜大学教授、国士舘大学教授を経て、現在、総合初等教育研究所参与。2020年より使用されている東京書籍「社会科」教科書の著作関係者代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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