出版社内容情報
耳の障害を乗り越え数々の名曲を生みだした作曲家ベートーベンの伝記。豊富に収録した写真や図版がその人間像をいきいきと伝える。 小学校高学年から
目次
第1章 音楽家の家系
第2章 第二のモーツァルト
第3章 宮廷音楽家
第4章 ウィーンでの音楽修行
第5章 独特のピアノ奏法
第6章 難聴のきざし
第7章 ハイリゲンシュタットの遺書
第8章 傑作の森
第9章 運命は扉をたたく
第10章 苦悩と幻滅の日々
第11章 最後の大舞台
第12章 闘いは終わった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
丸メガネの虫太郎
4
▶︎なぜだろう、年末になると、こう何というか、勢いのある書物に触れたくなる。カラマーゾフと同時進行で読み始め、こちらは速攻で読了してしまった。▶︎この本と出会ったのは、2年前。コロナ禍の図書館にて。ベートーヴェンイヤーもあり、やたらとベートーヴェンの楽曲を聴いていて、ふと児童書コーナーで見つけたのだ。▶︎今のピアノの奏法を築き上げたのが実はベートーヴェンだったりと、知らないことを適量で伝えてくれる。それに何より、映画をみる勢いでベートーヴェンの生涯を駆け抜ける爽快さが本書には、ある。隠れ名著と思う。2021/12/23
はるまき
3
ベートーベンは、歳を重ねるごとに疑り深くなり、かんしゃくを起こして人と衝突する。すごい作曲家だからといって、こんな人嫌だなって思うけど、周囲の人がベートーベンの心の優しさをしっかり理解して支えている。そういう場面がたくさん出てくる。魅力的です。2022/05/11
まやの
1
私は今まで読んだ伝記の中で一番子供向けじゃなくて読みやすかった。2011/02/09
chie
0
☆☆☆2011/02/11
kana
0
【図書館本】2022/07/08