出版社内容情報
毎月、功績を残した化学者の誕生日と、その中で特に大きな化学のできごとを紹介。科学の歴史年表付き。かこさとしの待望の復刊本!
かこさとし[カコサトシ]
内容説明
1月から12月まで、月ごとに「今月の化学の人」をその業績やエピソードとともに紹介。化学の視点の、食べものや花ごよみ、また毎日の科学の偉人も、もれなく紹介。あなたと同じ誕生日の科学の偉人は、だれかな?科学の歴史年表付き。12か月をめくりながら、気軽に化学の世界にふれられる1冊。小学校中学年から。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
加古里子。1926年福井県武生に生まれる。1948年東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、児童会活動に従事。1973年会社を退社した後は、児童文化と児童問題の研究のかたわら、テレビのニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動などに従事。また児童文化の研究者でもある。作品は、物語絵本、科学・天体・社会関係の知識絵本、童話、紙芝居など多岐にわたり、500点以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅花
14
様々な功績を残した化学者の紹介。功績だけでなく、悲しい運命など簡単にまとめてある。2017/02/07
bros
10
加筆、復刊。科学者のお誕生日やら科学の歴史、 私の知ってる三太郎ではなく、科学者の「日本の三太郎」がいたんですね。知らないことが沢山ありました。季節の草花を科学でが紹介されているのもかこさんだな。(笑)2017/01/24
遠い日
10
初出は1982年。タイトルを変え、内容も加筆の上の復刊のようです。科学者をあまりにもしらないことに気づきました。いろいろなことを追求、研究した人々がいることに、改めて感動を覚えます。月ごとにまとめて見やすくしているので、どこからでも読める。科学の歴史が絵とともに追っていけるのが、いい。2016/12/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
かこさんの本が陳列されていて見つけました。かこさんは子どもに分かりやすく科学を説明してくれるので、苦手意識のある私でも理解しやすいです。日本の三太郎…昔話ではなく科学者の方でした。功績だけではなく小噺などもあり楽しく読めました。2018/10/12
Yuko
8
<1月は情熱を祖国と学問にささげたカニッツァーロ、2月は新しい元素を見いだしたキタイベル…。月ごとに「今月の化学の人」を、その業績やエピソードとともに紹介。化学の視点の食べものや花ごよみ、科学の歴史年表も収録。> 2016年 加古さんらしい一冊。 科学者の業績を丁寧に調べ上げ、月ごとにまとめる。 科学者365人の誕生日、年表もすごい。 こんな仕事はなかなかできない。 わたしと同じ誕生日の科学者はH.G.Jモズレー(H.G.J.Moseley 1887 イギリス)原子物理学者でした。 2019/02/09