内容説明
わたしは、ヒエロニュムス・カール・フリードリッヒ・フォン・ミュンヒハウゼン男爵だ。世の中の連中はわたしのことを“ほらふき男爵”などとよんでいる。だが、わたしの話はだんじてほらなどではない。わたしの話がどんなにうそっぽく聞こえても、それは、聞いている者の頭が古かったり、古いだけではなく、なかみがからっぽだったりするからだ。なに?それじゃあ、それがどんな話か聞かせてほしいだって?
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都生まれ。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1991年『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
はたこうしろう[ハタコウシロウ]
1963年、兵庫県生まれ。絵本、イラストレーション、デザイン等の分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラサラココ
5
小2、『ほらふき男爵の冒険』を読んだ後、早速読んだ。恋の話など出てこないから、全面的に面白く読めるらしい。2021/01/26
ともブン
3
ほらふき男爵シリーズ2冊目 原著は1786年刊行。 どのお話も途中までは本当らしく語られていて、ふむふむと読んでいると唐突にホラが仕込まれて、思わず爆笑してしまう。 落語の頭山に似たネタだったり、ちょっとシモなネタだったり、まるきりの嘘じゃなくて、どこかありそうに聞こえるところが可笑しい。お子さん達にもウケそう。 語り口も上手くて、どなたが訳されたのかなと思ったら「ルドルフとイッパイアッテナ」の斉藤洋さんでした。このシリーズは残り1冊、読み終わるのが名残惜しい!2022/07/22
かのん
3
相変わらずとんでもないことばかりおこる話で、予想すらつかないものも多く、次どうなるのかな?と飛び出してくるものが楽しみなお話です。2018/08/04
suchmo
1
子どもの頃好きだったなぁ2020/10/10
ひの
1
まだまだ続くよ、という感じ。相変わらず笑えます。楽しく読みました。子供はこの男爵の長い名前を言えるようになった、と、内で外で自慢しますが、、、私以外わかりません。2016/11/30
-
- 電子書籍
- 恋の罪、愛の罰〈ファム・ファタールの息…
-
- 電子書籍
- おやつ 4 少年チャンピオン・コミックス