出版社内容情報
目も耳も口も不自由な三重苦をのりこえ、人を助け続けたヘレン・ケラーの生涯。 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
2
僕の読んだ1973年重版ではサブタイトルが「めくら・おし・つんぼにまけぬ愛の人」とある。サリバン先生に多くのページが割かれており、サリバン先生が養育院で育ったところから詳しく書かれていた。ヘレンがはじめて海に入ったときに「誰が海に塩を入れたのか」ときいたり、発話の際の舌の動きを知るために指を口の奥に入れるためサリバン先生は吐きそうになったエピソードは鉄板か。最後は親日家ヘレンの姿が紹介されていた。2018/04/12
すーちゃん
1
幼少期に買ってもらって、今は息子のために本棚にあるのをなんとなしに手に取ったら一気読みしていた。この本を読んで、ひたむきに、くじけずに、諦めないことの大切さを知ったんだったな…と当時の気持ちを思い出す。大人になって読んでみると、サリバン先生がいかに努力のできる、優しく強い人であったかを知る。ヘレンケラーももちろん素晴らしいと思う。苦悩の末、ここまで乗り越えてきたのだから。でも、それを陰で支え続けたサリバン先生もまた、本当に素敵な人だと思う。並大抵の気持ちではできない。…久しぶりに偉人の伝記を読み返したい。2020/04/23
はるな
1
「三重苦の聖女」「愛の天使」と呼ばれるヘレン・ケラー。病気で目、耳、口が不自由になった当初は癇癪を起こすものの、サリバン先生と出会いコミュニケーションをとれるようになってからはそれも落ち着いて。よく勉強し大学にも入った。世界中で講演をして回った。すごい。サリバン先生もすごいなと。ヘレンの才能を引き出し、光あるほうへ導いた。障害があっても、そのことを嘆き悲しむのではなく、出来ることを模索したり希望を持てるようにすることが大切なことだと思いました。2019/05/18
まー
0
図書室