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内容説明
いっすんぼうしは、よのなかをみてこようと、おわんのふねに、はしのかい、はりのかたなをこしにさして、みやこにでました。おやしきではたらくうち、おひめさまをさらおうとしたおにを、みごとたいじします。おにのにげていったそのあとには、こづちが…(『いっすんぼうし』)。びんぼうなわかものが、わらを一ぽんひろいました。かんのんさまのいうとおり、だいじにもっていると、あぶがとんできたので、つかまえて、わらでしばって、あるいていきました。すると、あぶがみかんに、みかんがかたなに、かたなが、馬にと、どんどんこうかんできて…(『わらしべちょうじゃ』)。小学1・2・3年以上。
著者等紹介
小沢正[オザワタダシ]
1937年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。在学中、幼年童話研究誌『ぷう』を創刊する。主な作品に『目をさませトラゴロウ』(NHK児童文学奨励賞受賞)など
石倉欣二[イシクラキンジ]
1937年、愛媛県に生まれる。東京芸術大学工芸家卒業。工業デザイナーとして活躍の折絵本と出会い、その魅力にとりつかれ、絵本制作に専念するようになる。主な仕事に『たなばたむかし』(サンケイ出版文化賞美術賞)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。