内容説明
鳥は、たまごをうむとき巣をつくります。巣のかたち、巣の大きさ、巣の材料、また、巣をつくる場所、つくり方は鳥のしゅるいによって、いろいろです。鳥はなぜ、こんなにいろいろな巣をつくるのでしょう?3歳から。
著者等紹介
鈴木まもる[スズキマモル]
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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モリー
35
我が家の庭に設置した巣箱に、毎年シジュウカラが訪れます。巣箱の中には苔を集めたふかふかの巣が作られます。毎年同じ材料で同じように作られるのがとても不思議でした。この本で紹介される鳥の巣はどれも驚くものばかり。それもこれも、大切な卵を守るための形なんですね。生まれてくる赤ちゃんを守るための驚きの工夫を沢山発見できました。2018/09/15
ほんわか・かめ
25
材料も形も作る場所も本当にいろいろ。器用に作るもんだね〜。アフリカツリカズラの巣にはなんと偽の入口があるという。巣の断面図を見て息子も「おお〜っ!!」と驚嘆!2021/05/11
ヒラP@ehon.gohon
24
いろいろな鳥の巣が紹介されています。 そのバリエーションに驚かされました。 鈴木さんの観察力にも驚きました。 それは、鈴木さんの鳥好きが原動力なのでしょうか。 ただ、鳥が巣を作る意味が共通して、子育てと安全のためであることは理解できました。2025/04/18
gtn
23
親子であろうと別個の生き物であるが、愛情が本能として備わっているが故に、子を守るための智慧が湧く。だが、親が子を殺める事件がまま見られる。本能と智慧の欠落により、いずれ自滅する彼らを蔑むべきか、憐れむべきか。2022/03/06
遠い日
23
ときどき開きたくなるこの本。かわいい鳥たちとその巣が、実に興味深い。さまざまな巣の形は、鳥たちにとって必然。いかに卵が大切な物かよくわかる。2015/11/10
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