出版社内容情報
《内容》 眼科医会が養成しているOMA(ophthalmic medical assistant)のための教科書。『眼科検査のすすめ方』(医学書院刊)を元に、新たな構想で作り直した決定版。OMAの仕事を進める上で必要・十分な知識に加えて、眼科診療に携わる上で知っておくべき最低限の事項を解説。図は大きく配置し、2色刷りのビジュアルな作りの1冊。 《目次》 目 次1 眼科医療従事者とその心がまえ……井上治郎…1 眼科医療従事者とは……1 眼科医療従事者に望むこと……42 眼科の受付と問診……井上治郎…7 受付業務……7 問診のしかた……123 視器の構造……渡辺好政…19 眼球の構造と働き……19 視神経……24 眼球付属器とその働き……254 光学の基礎……湖崎 克…30 光の性質……30 幾何光学……33 光学系としての眼……37 眼鏡レンズの種類……38 眼とレンズの関係……415 視機能とその異常……久保田伸枝…44 視力……44 視野……46 色覚……49 光覚……50 眼位……51 眼球運動……51 両眼視……52 輻湊と開散……53 瞳孔……53 眼圧……546 屈折・調節とその異常……湖崎 克…56 屈折・調節の成り立ち……56 屈折異常の種類と症状……58 調節異常の種類と症状……65 眼精疲労……697 眼科薬理学……井上治郎…71 点眼薬の使い方……71 各種薬剤……728 眼疾患……久保田伸枝…84 斜視・弱視……84 眼瞼・涙器疾患……86 結膜疾患……90 角膜疾患……93 ぶどう膜の疾患……94 白内障・緑内障……95 眼底疾患……979 予備検査……湖崎 克…100 視力検査……100 眼鏡検査……105 近見視力と輻湊の検査……113 斜視の定性検査……116 眼圧定性検査……122 色覚検査……123 外眼部検査……125 予備検査から二次検査へ……12610 屈折調節検査……湖崎 克…131 A. 屈折検査法……131 屈折検査のプログラム……131 角膜屈折検査法……134 他覚的屈折検査法……136 B. 調節検査法……150 調節近点検査……15011 眼鏡とコンタクトレンズ……湖崎 克…152 A. 眼鏡……152 屈折矯正の目的……152 屈折矯正のプログラム……154 眼鏡使用のプログラム……156 わが国の眼鏡調整の問題点……157 処方箋の書き方と読み方……159 瞳孔(間)距離の検査……161 B. コンタクトレンズ……164 コンタクトレンズの種類と適応……164 問診と検査……167 コンタクトレンズの処方……169 管理,定期検査,合併症……17112 その他の主な検査……湖崎 克…173 1. 視力・屈折・調節・眼鏡の検査……173 2. 眼位・両眼視・眼球運動検査……175 3. 色覚・光覚・視野検査……176 4. 前眼部・結膜・角膜・涙液検査……177 5. 眼圧・隅角・瞳孔検査……178 6. 眼底・硝子体検査……179 7. 眼写真術……180 8. 電気生理・超音波検査……18113 視覚障害者の指導……久保田伸枝…182 視覚障害の種類……182 視覚障害乳幼児の生活訓練……183 視覚障害児の就学と進路指導……183 中途失明者のリハビリテーション……183 弱視レンズ……185 拡大映像設備……190参考図書……191索引……193
内容説明
1978年に日本眼科医会から、眼科医療機関で働く従業員の教育を行う目的で、OMAの自宅学習と講習のためのハンドブックとして『眼科検査のすすめ方』が出版された。その後1983年に改訂版が、また1991年に第3版が発刊された。その後さらに10年がたち、眼科学も著しく進歩したので、今回それに沿って内容を充実させてOMAのみならず、看護婦やORTにも対象を広げた本書を発刊することにした。
目次
1 眼科医療従事者とその心がまえ
2 眼科の受付と問診
3 視器の構造
4 光学の基礎
5 視機能とその異常
6 屈折・調節とその異常
7 眼科薬理学
8 眼疾患
9 予備検査
10 屈折調節検査
11 眼鏡とコンタクトレンズ
12 その他の主な検査
13 視覚障害者の指導
著者等紹介
井上治郎[イノウエジロウ]
井上眼科病院院長。日本眼科医会副会長
久保田伸枝[クボタノブエ]
帝京大学教授
湖崎克[コザキマサル]
湖崎眼科病院院長
渡辺好政[ワタナベヨシマサ]
岡山大学客員教授、日本眼科医会眼科医療従事者委員会委員長
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