源平絵巻物語<br> 壇の浦のたたかい

源平絵巻物語
壇の浦のたたかい

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  • サイズ A5変判/ページ数 200p/高さ 23X31cm
  • 商品コード 9784034270707
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

一の谷,屋島の戦いに敗れた平家は,その興亡をかけた最後の決戦を壇の浦の船いくさにかけるが,敗れ,西海のもくずと消える。   小学校中学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

16
私の中で、平氏は海戦が得意というイメージがあったので、壇の浦の戦いでなぜ源氏が圧勝したのかよくわからなかった。義経の八艘飛びとか聞いたことあるけど、個人の技で決まるものなの?って思ってた。だから、絵本できちんと源氏と平氏の位置取りを図で示してくれたのは、大変わかりやすかった。あのあたりは潮の流れがとても速いうえに、流れが変わりやすいので(瀬戸内海もそうじゃなかったっけ?)、だとしたら徴用した船頭たちの実力差だったのかもしれない。扉絵の”石になった平家の女官たち”が哀れを誘う。2024/04/07

ヒラP@ehon.gohon

10
戦いというには哀れさの感じられる、湿っぽさのあるお話です。 武勇伝とは離れて、時の運、味方兵士の寝返り、海に身を投げた女たちと天皇、戦の中にそんな人たちがいたこと自体が哀れです。 逃げ延びた平家のおちうどの中で、歩けなくなった女官たちが石になったという伝説は切ないですね。 涙腺をくすぐるようなお話でした。2017/07/28

のん@絵本童話専門

1
劇的でドラマティックな源平の戦いと義経の一生を描いたシリーズ。全10冊、赤羽末吉さん絵。史実ではない物語も含まれているが、作者の今西さんの歴史解説もあり、この時代の流れが理解できた。第七巻は壇ノ浦の戦い。八島の戦いでようやく四国の船乗りを味方に引き入れ、船で逃げる平氏を追うことが可能となった源氏。難しい関門海峡の潮の流れを制し、壇の浦の戦いに勝利。2024/09/14

ひろただでござる

0
これはいいかも。武満徹さんの曲を聴きながら聞くといっそういいかも。子供の頃は「安宅の関」や“死して尚我を守るか!”の「衣川の館」が好きだったけど、年をとると滅びていく方にとても強く(ひどく?)共感を覚えるようになってしまった。……あっ?どっちもか…。2014/05/19

Y子

0
どんどん源氏に寝返って大変だなあ。2014/01/05

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