出版社内容情報
ミケばあちゃんは、はるばあさんがやっている駄菓子屋でくらす三毛猫です。店の床下には、ミケばあちゃんがこわれたおもちゃを直す「おなおしや」がひそかに営まれていました。お客さんが減った駄菓子屋をはるばあさんが閉めると知ったミケばあちゃんは、おなおしやに運ばれてくるおもちゃたちと一計を案じますが……。床下の世界を迫力満点に描いた1冊です。
著者等紹介
尾崎玄一郎[オザキゲンイチロウ]
東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画修了。作品は現代日本美術展入選、JACA展特別賞受賞など高い評価を得ている。絵画教室OZ代表
尾崎由紀奈[オザキユキナ]
神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程日本画修了。2005年より尾崎玄一郎とのユニットOZCO.などで絵本の制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
191
タイトルと表紙絵に魅かれて読みました。 イメージしていた内容と異なりましたが、HappyEndなので好いのにゃあ(=^・^=) https://www.kaiseisha.co.jp/books/97840335019012022/05/02
ままこ
87
おもちゃのお直しが得意なミケばあちゃん。駄菓子屋は大人は懐かしく、今の子供たちにとってもお小遣いで買えるワクワクする場所だと思う。素朴なおもちゃは世代を超えて遊べて楽しそう。表紙のミケばあちゃんが見ているのは何だろうと思ってたが、アレだったんだ。2022/08/03
☆よいこ
75
絵本。駄菓子屋の「はるきや」にはふたりのおばあちゃんがいる。人間の“はるばあさん”と猫の“ミケばあさん”。ミケばあさんの仕事場は床下で、壊れたおもちゃのおなおし(修理)をしている。駄菓子屋のお客さんが減って、はるばあさんは店を閉めようかと言い出した。ミケばあさんは、ゴムひこうきとやっこだこと協力してお客さんを呼び込む▽表紙のカラフルなスライム?は、はるばあさん手作りのお手玉でした。目玉があるの可愛い。すてきな招き猫です( •ω•ฅ)2022年刊2024/02/21
はる
75
駄菓子屋で暮らすふたりのおばあちゃん、人間のはるばあさんと猫のミケばあちゃん。猫のミケばあちゃんには、実は仕事があったのです…。子供の頃、近所の駄菓子屋に毎日のように通っていたことを思い出しました。そういえば、いつの間にか無くなってしまったけど…。面白かったけれど、もう少し優しい絵でも良かったかな。姉御肌のミケばあちゃんがカッコよかったです。2022/11/23
yomineko@猫と共に生きる
69
読み友様からのご紹介本です📚いや~ん、うちの三毛猫ソフィヤちゃんもこうなるかな?もの凄~くめちゃくちゃ良いお話だった✨にゃんとも迫力のあるミケばあちゃん🐈おまたを広げて豪快におもちゃの修理をしている姿なぞはもう化け猫一歩手前なのに何気にかわいい💕「たかし」という男子が子どもの頃修理すると言って放置していたゴム飛行機もちゃんと直ったよ✈やっこだこと一緒に店頭に出したらなんと成長した「たかし」が来た(笑)あ、これ僕が持っていたゴム飛行機にそっくりだ!って(笑)この絵本また読みたいです📚2023/09/26