出版社内容情報
カメレオンは、まわりの環境にあわせて体の色を変えながら、ハエを食べてくらしていました。
でもある日、動物園で見たほかの動物たちのことがうらやましくなりました。
あんなふうになれたらなあ。そう思うと、体がどんどん変化していきます。
ほっきょくぐまみたいに体は大きく灰色に。キツネのしっぽが生え、キリンのように首が長くなり、顔はゾウ……。
そこへ、ハエが1ぴきとんできました。けれど、いつもの長い舌がないので食べられません……。
「もとのぼくになれたらなあ!」
ページをめくるごとに、いろんな動物の特徴を身につけて、色も形もあざやかに変わっていくカメレオン。
絵とストーリーがみごとにとけあったゆかいな絵本です。
内容説明
カメレオンは、からだのいろをかえてすがたをかくしながら、ハエをたべてくらしていました。ある日、ほかのどうぶつをみて、あんなふうになれたら…とおもったとたん、ねがいがかなって、からだがかわりはじめたのです!カメレオンは、いったいどうなるのでしょう?4歳から。
著者等紹介
カール,エリック[カール,エリック] [Carle,Eric]
1929‐2021。アメリカのニューヨーク州に生まれ、ドイツで育つ。シュトゥットガルトの美術アカデミーで美術を学び、卒業後アメリカへ戻ってグラフィックデザイナーとなる。1968年に出版した絵本『1、2、3どうぶつえんへ』がボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞を受賞。以降、絵本作家として活躍。世界的なベストセラー『はらぺこあおむし』をはじめ、『パパ、お月さまとって!』『だんまりこおろぎ』『たんじょうびのふしぎなてがみ』『できるかな?あたまからつまさきまで』『ありえない』など、作品多数。2002年、マサチューセッツ州に〈エリック・カール絵本美術館〉を設立。2003年、ローラ・インガルス・ワールダー賞(現・児童文学遺産賞)を受賞
やぎたよしこ[ヤギタヨシコ]
1937‐。東京に生まれる。東京大学卒業。児童文学作家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
馨
毒兎真暗ミサ【副長】
ヒラP@ehon.gohon
anne@灯れ松明の火
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