出版社内容情報
窓の中にちらっとみえる動物をみて、サンタさんは贈り物を選んで配ります。ところが意外! 穴あきしかけの効果抜群、楽しさ最高。 3才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
332
五味太郎の絵本。復活節にサンタクロースというのも季節はずれだが…。サンタさんが、ねずみさんのおうちからはじまって、次々にクリスマス・プレゼントを届けるというお話。もっぱら絵がこの絵本の生命。濃く塗ってコントラストが鮮やかな絵。小さな子どもにもわかりやすそうだ。「しかけ絵本」とあるけれど、ポップアップではない。さりげなく窓が設けられているだけ。ところが、これが後半になるほどに威力を発揮していく。最後の2ページは、みんなとっても幸せ。2024/04/07
やすらぎ
162
空からやってきた黄桃色のヘリコプター、まん丸のまどから見える、あれはたぶんサンタクロースだろう。今日はクリスマス、プレゼントをたくさん持ってきたのかな。いろんなまどのかたちに切り抜かれていて、そこなら覗いて想像する、しかけ絵本。楽しさがあふれている。ここは誰のお家だろう。ネズミさんかな。正解。キツネさんかな。ああ違った。シマウマかな、あれっ。それぞれにあう贈り物を、まどから届けている。ちょっとだけミスマッチの物もあるけど、それがまた似合っていて、みんな身につけてうれしそうで、最初から最後まで心温まる絵本。2024/12/24
masa@レビューお休み中
77
慌てん坊で、ものぐさなサンタクロースが主役です。クリスマスのプレゼントを配り歩くのですが、あり得ないくらい適当なんです。このサンタさん、家に入らないんですよ。どうやってプレゼントを配るかというと、家の外にある窓からチラッと中を覗いて、その子に合うと思われるプレゼントを置いていくのです。いかに慌てん坊で、面倒くさがりであるかがわかりますよね。しかも、サンタさんの予想がはずれまくっていて、大笑いしてしまいます。仕掛け本になっているので、サンタが見たものと、実際の様子の違いがすぐにわかるのでそれも面白いですね。2012/12/25
keroppi
68
書店にて。クリスマス人気No.1の絵本だとか。窓から覗く仕掛けがあって、サンタさんの勘違いが面白い。でも、幸せなクリスマス。もうすぐクリスマス。2018/12/21
かおりんご
55
しかけ絵本。クリスマス前に是非読みたい!おっちょこちょいのサンタさんが、いい味だしてます。2014/08/14