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出版社内容情報
海辺で鯨の肉を見つけたおおかみどん。家に持って帰る途中、子どもにわけてとたのまれてもしらんぷり。北海道石狩のアイヌの民話。 4才から
内容説明
海辺で鯨の肉を見つけたおおかみどん。家に持って帰る途中、子供にわけてとたのまれますがしらんぷり。北海道石狩に伝わるアイヌの民話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
ちょっとかなしいような、おかしいような。後書きにも著者が書いていましたが、この絵のおかげでまた違う魅力がでている…そう、そんなおはなしです。2019/10/13
あおい
19
欲張ってごちそうをわけてあげなかったばっかりに酷い目にあう狼。しょぼくれた狼の表情がいい味だしてます。アイヌの神さまが出てくるお話。2017/11/07
はる
15
読んでもらい本。小さな絵本の勉強会のようなもので。ひょいと開けられた見返しのアイヌの装束に、「ゴールデンカムイ」を連想したのはお約束。おおかみが口にくわえて運ぶ鯨の肉の鮮やかで美味そうなこと!それは誰でも「分けて」って言うわ。神様たちも人が悪い(おっと人ではなかった失礼)完膚なきまでにやられたおおかみ、お気の毒。聞き手はヒンナヒンナで始まってオソマで終わったなと思い切り楽しんでしまったよ。2017/11/01
ヒラP@ehon.gohon
9
Sこども食堂で読み聞かせしました。2025/01/11
ochatomo
9
アイヌ文化伝承者の杉村キナラブックさんの原話を神沢利子さんの文、赤羽末吉さんの絵で表す どきどきするところ、深く納得できるところが長く伝わる良さと思う 1987刊2021/03/26