内容説明
ものおきのした1ちょうめ→だれかんちのにわ3ちょうめ→なまずぬま。こんなバスの停留所、みたことないですよね。でも、それがあるのですよ。じめんの下のある所には…。さあ、もぐらバスのお話、はじまります。「ピタゴラスイッチ」の制作者コンビが世に送りだす、たのしいえほん。
著者等紹介
佐藤雅彦[サトウマサヒコ]
静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。研究室での活動を軸に、NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」の企画・監修や、新しいゲームの開発、「脳科学と表現の研究」など、分野を越えた活動を続けている
うちのますみ[ウチノマスミ]
神奈川県生まれ。NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」では、企画・監修とともに、番組で流れる歌の作詞や、登場するキャラクター(ピタ・ゴラ・ねずみのスー・百科おじさん・テレビのジョンなど)のデザインを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
165
表紙では内容がイメージできないまま開く絵本は、頁を捲るたびにそうきたかとワクワクしてくるけど、これは1頁目から予想を超えてすごい想像力だなと驚く。作者は誰だろうと調べるとピタゴラスイッチの制作者コンビとのことで納得。読み終えると街を散策していても地下が気になってしょうがない。よく道端で突然犬が吠えたりしているけどそういうことだったのかと面白い。どの階段を下りればバス停があるのだろう、探してみたくなる。誰が乗り込んでどこへ行くのかな。ちょっとした事件があるけど、春になると毎年起きているみたいで、それも愉快。2025/05/18
nico🐬波待ち中
87
『ピタゴラスイッチ』制作メンバーが創った楽しい絵本。よくある街の、とある風景。けれど地面の下には地上の人間が思いもよらない、もう一つの街があった。マーケットや病院など、そこには地下で暮らす生き物たちの生活がある。地上の人間と違うのは、誰もがのんびり暮していること。目の前に起こった突発的な出来事にも全く動じす、あるがままを自然と受け止める余裕があること。そしてみんながとっても仲良し。そんな些細な地下の街の日常が羨ましい。地上の人間の疲れた心もほぐしてもらえる、ほのぼのとした時間を過ごせる一冊だった。2022/12/13
しゅわ
82
【図書館】某所でみつけた“夏休みに親子で読みたいオススメ冒険絵本リスト”より♪ 地面の下に人間には知られてない街があり、もぐらが掘ったトンネルを行ったり来たりしている“もぐらバス”が通っている…そんなワクワクするような…ピタゴラコンビのゆる~い感じがたまらない一冊です。タケノコが行く手をはばみ、バスが通れず立ち往生しているとき 乗客たちが口々に「たけのこじゃしかたない」と言う様子が最高♪ チビは地上の街の様子と、地面の下のトンネルの地図を何度も見比べて楽しんでいました。2014/07/27
♪みどりpiyopiyo♪
78
まちに ぽかぽかと はるが きました。きょうは とても いいてんき。■大好きな佐藤雅彦さんの絵本を読みました。絵は、ピタゴラスイッチで佐藤さんと組んだ うちのますみさん。■思いもかけない小さな出来事が幾つも出てきて、クスッと楽しく穏やかで、みんなのおおらかさがすてき。ページの中に小さな発見がたくさんあるのもたのしいですね♪ ■もぐらバスは みんなのにっこりを乗せて、今日もプップー と走ります ( ' ᵕ ' ) (2010年)2018/04/10
momogaga
72
地下の別世界すごく楽しそう。たけのこで通行遮断はご愛嬌ですね。2015/07/26