出版社内容情報
動物園を訪ねた少年は、魔法が解けたら王女に戻れるというハイエナをお茶に招き、もてなします。ドイツ児童文学賞次席の傑作絵本。 小学校低学年から
内容説明
男の子が動物園にいくと、ハイエナがいました。―くさいなあ、男の子は顔をしかめます。ところが、このハイエナは、なんと魔法にかけられた王女さまだというではありませんか。だれかがお茶によんでくれれば、もとの王女さまにもどれるというのです。さあ、この男の子はどうしたでしょうか。ドイツ児童文学賞次席。６・７歳から。
著者等紹介
シュヌレ，ヴォルフディートリヒ［シュヌレ，ヴォルフディートリヒ］［Ｓｃｈｎｕｒｒｅ，Ｗｏｌｆｄｉｅｔｒｉｃｈ］
１９２０年フランクフルト・アム・マイン生まれ。ジャーナリストとして活躍した後、１９５０年から作家活動に専念。フォンターネ賞、インマーマン賞をはじめとする数々の文学賞を受賞。１９８３にはドイツ文学最高の名誉とされるゲオルク・ビューヒナー賞を受賞している
ベルナー，ロートラウト・ズザンネ［ベルナー，ロートラウトズザンネ］［Ｂｅｒｎｅｒ，Ｒｏｔｒａｕｔ Ｓｕｓａｎｎｅ］
１９４８年生まれ。この一風変わった愛の物語に、繊細でいながらウィットに富む、いきいきしたイラストを描いている。現代における最もファンタジックで創造的な絵本画家として、２０００年に国際アンデルセン賞にノミネートされた
平野卿子［ヒラノキョウコ］
横浜生まれ。翻訳家。お茶の水女子大学卒業後、ドイツのテュービンゲン大学に留学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
33
チャーミングなお話を読みました。お伽話みたいな「魔法にかけられた王女さま」に出会ったら、あなたならどうしますか？ ■お家のしつらいも、お客さまを迎えるテーブルも、そして何より 部屋の本棚にある本の数々が 気が利いてます✩⡱ 繊細でいながらウィットに富む、いきいきして大胆で シックでポップな絵もいいね。■この男の子 素敵だなぁ♪ うんうん、そうだね。信じること、受け止めること。読書は人を作るんだなぁ、と 改めて思うのでした ( ' ᵕ ' )♪ （文 1960年代？。2000年出版）（→続2019/08/20
遠い日
14
信じること。信じることで、救われるのは相手も自分も。嘘をつかれたことを知りながら、相手の要求通りにふるまうこと。ひとつの「ある愛」。2016/04/12
かぼちゃりん@花粉症はつらいよ
1
ロートラウト・スザンネ・ベルナー／絵、ひらのきょうこ／訳。2015/02/23
楓 a
0
え～！ウソつかはったんや。2011/01/10
