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出版社内容情報
森で道に迷った女の子が一夜の宿を求めたのはおばけ屋敷。おばけたちは怖がらせようとするのに、女の子はちっとも怖がりません。 4才から
内容説明
もりのおくふかくそびえたつ、ぶきみなおばけやしきに小さなにんげんのおきゃくさまがやってきた。めったにないこのチャンス、「しぬほどこわがらせてやるぞ!」とやしきのおばけたちは大はりきり。さてさて、どうなることやら。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
77
先日読んだ「ママは身長100cm」で紹介されていて気になった絵本。お化けたちが暮らすお城に迷い込んだ女の子が起こす、可愛くて爽快なドタバタ劇^^このストーリー、子どもも好きそう〜。あれくらいブレずに明るく生きたい…笑2019/08/30
吉田あや
76
深い深い森の奥深く、暗がりにそびえ立つ大きなお化け屋敷に住んでいるのは、魔女や幽霊、トロル、怪物、ライオンとあらゆる怖いが大集合!でもこんな森の奥まで人がやって来ることはなく、その恐ろしさを発揮する機会もなく過ごしていた魔女たち。そんなある日、両親とはぐれ一日中捜し歩いてくたくたに疲れた少女が辿り着き、怖がらせるチャンス!と張り切るも、トロルもライオンにも怖がらない少女。自分が一番に怖がらせてやるぞ!と叫んだり、歯をギシギシいわせたりと大奮闘するも…。(⇒)2020/10/17
seacalf
60
森の奥深くにそびえ立つ不気味なお化け屋敷に道に迷った小さな女の子がやってきた。めったにないチャンスに屋敷のお化け達はこわがらせてやるぞーと大はりきり。果たしてどうなることやら。獰猛なライオンはお化け扱いなのかとか、色々な怪物たちが同じ屋敷に住んでいるなんて多様化や共有が人間界よりも進んでいるな〜なんて的外れな事を思ってしまった。せっかく脅かすチャンスなのにまったく物怖じしない女の子を前に目を白黒させるお化け達の反応が面白い。読んでいる子供たちもこの女の子と同じように心に余裕ある子に育ってくれたらいいな〜。2022/02/19
ヒラP@ehon.gohon
33
怖いもの知らずというか、物怖じしない女の子にお化けが翻弄されるお話です。 どう見ても恐ろしいおばけや、猛獣が相手しても、自分中心の思考回路で、我が道を行く女の子。 これだけたくましければ、何事も乗り越えていけるに違いありません。 妙にスッキリした読後感です。2020/12/07
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
30
恐ろしげな表紙の絵。おばけ屋敷だなんて…どんな怖いことが待っているのかな?ドキドキしながらページをめくっていくと… おばけ=怖い という思い込みを次々に覆していく女の子。メンタルの強さ最上級!かっこいいね! どうしても女の子を怖がらすことができなくて肩を落とす魔女に、息子は楽しそうにケラケラ笑っていました😂 私達が怖いものに惹かれるのは、それが私達の想像力を刺激してくれるからなのかもしれませんね〜。人間は想像力を発揮したい欲求があるのかもしれませんね、きっと! 7歳2022/07/31