出版社内容情報
『ともだちや』から始まった「おれたち、ともだち!」シリーズの最新刊。いまやお互い大切な友だちとなったキツネとオオカミの、『ともだちや』以前のお話。
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
著・文・その他
降矢なな[フリヤナナ]
イラスト
内容説明
ぼく、キツネ。「さよならはさびしいばかりじゃないんだぜ」オオカミさんは、きっとそうおもってる。ぼくにだって、ちょっとわかるよ。どうしてかって?ちいさなキツネのぼくだって、おおきなさよならをしてきたからね。シリーズ13巻。3歳から。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市に生まれる。『さかさまライオン』第9回絵本にっぽん賞、『がたごとがたごと』第5回日本絵本賞(以上童心社)、『うそつきのつき』(文渓堂)小学館児童出版文化賞、『すやすやタヌキがねていたら』第15回日本絵本賞、『ともだちできたよ』第18回日本絵本賞(以上文研出版)。『くじらさんのーたーめならえんやこーら』第22回日本絵本賞(鈴木出版)。『ぼくたちはなく』第15回三越左千夫少年詩賞(PHP研究所)、など多数
降矢なな[フリヤナナ]
1961年東京に生まれる。スロヴァキア共和国のプラチスラヴァ美術大学・版画科卒業。スロヴァキア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
133
さよならは悲しいだけじゃない。旅立ちは新しい世界への希望に満ちている。みんなに見送られたばかりのときは周りに誰もいなくなってとても寂しい思いをするけど、それは誰もが通る道。何にもないところから一つひとつ集めて、それは大切な宝物に変わっていく。一人ひとりつながって、ともだちといろんな話をして、いろんな所へ出かけて、共感が増していく。さよならって振り返ると人生の節目に訪れている。きつねのともだちやとオオカミのシリーズ絵本。話したいときに近くに聞いてくれる人がいるって幸福。夜空に浮かぶ満月のような温かさがある。2025/10/18
あーさん☆㊗️23000冊登録!!
45
夏!2018/07/19
鱒子
39
図書館本。タイトルから、とうとうコンビ解消か!?と思ったのですが…(^◇^;) 二人が出会うまでのお話でした。2018/04/07
ナヲ
33
おれたち、ともだち!シリーズの最新作。さみしい二人が出会って友達になる。何だか泣ける話だなぁ。大人になってもこんな風に純粋に友達ができればいいな。2019/05/21
くぅ
32
てっきり2人が離れ離れになってしまう本かと…心配して読んでいましたが一安心。友達は多くなくていいし無理してみんなと仲良くなる必要はないと思う私ですが、一生モノの友達が何人か息子にもいつか出来たらいいな。(4歳2ヶ月)2021/08/04
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