内容説明
おにいさんのショベルカーがしごとにでかけます。いちばんちいさい1ごう。すこしおおきい2ごう。もっとおおきい3ごう。ざっくんざっくん…あなをほったり、がけくずれをなおしたり、まちでもやまでもだいかつやく。きょうはどのショベルカーでどんなこうじをするのかな?2歳から。
著者等紹介
竹下文子[タケシタフミコ]
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。1996年に「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で路傍の石幼少年文学賞を受賞。静岡県在住
鈴木まもる[スズキマモル]
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。静岡県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
104
銀行の待合室の本棚で手に取った本。 男の子が大好きな働く車ですね。働き者のショベルカーと運転手。日曜日はちゃんとお休みとっているそうです。ブラックな職場でなくて安心です。2018/10/15
mariya926
82
息子(2歳)の大好きなショベルカー。竹下文子さんと鈴木まもるさんはご夫婦なだけあって、ちゃんと疎通しながら描かれているなぁと感じます。芸が細かいというか、遊び心があります。今回は3台のシャベルカーが出てきますが、大きさも違います。シャベルカーは一つの役割だけでなくて、色々なことが出来るということが描かれているのがすごくよかったです。ちなみに駅前の広い空き地の工事では、ショベルカーより最近好きになってきた電車に興味津々でした。本のいたるところに犬や他の働く車が出てくるのも嬉しいです。2018/07/05
りーぶる
27
だいたい「ショベルカー」と認識していたものですが、用途や場所によってサイズ感違うんだと、今更実感した私。娘も興味津々で、おっきい、ちいさい・・・ふつう??みたいな感じで見ています。車庫にあるツバメの巣や、土管のお兄さんに群がる猫達。本編と関係ない所でも細かい描き込みがあって良かったです。(2歳9ヶ月)2019/04/02
アナクマ
26
輪郭線太め、「めたぁっ」とした塗りの緑色ショベルカーで、あちこちの現場に駆けつけるイケメン兄さん。大中小の3台を器用に乗り分け、回送もできるよ。◉終幕はショベルカー大集合。入り乱れ、好き勝手に掘りまくるカオス。休日、川べりで風に吹かれる兄さんと、ちんまりと車庫に納まり寛ぐショベルカー。BGMに「燃える男の赤いトラクタ〜」が流れる清涼感。◉小さく描かれた生き物たちは、鳥の巣研究家である画家のご愛嬌。2019/01/18
たーちゃん
25
小さなショベルカーから大きなショベルカーまで働き方はそれぞれ。それぞれの役割があって、息子は「小さいのも大きいのもかっこいいねー」と言っていました。2021/02/09
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- 和書
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