出版社内容情報
サンタクロースって、クリスマス以外は何をしているのかな? 子どもの疑問に答える、サンタの国の1年間を楽しく紹介します。 3才から
内容説明
サンタの国での1年はクリスマス・イブにそなえて、じゅんびすることが、いっぱいです。3がつには、おもちゃのみがなるはたけにみずをまき、7がつには、ぼうえんきょうをもってよいこをさがしにでかけ、11がつには…?だから、いつもにぎやかです。サンタの国の1年の出来事を楽しく描いた絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
136
北の果てにはたくさんのサンタクロースが住んでいて、そこでは1年を通じてクリスマスの準備をしているんだ。2月は子どもたちからのお礼の手紙に目を通す時期。来年は何を贈ろうかな、この星のみんなの希望がここで伝わっていくんだね。5月になると陽気が戻り過ごしやすくなってくるから、身体測定をやるんだ。健康でないとみんなにプレゼントを配れないからね。そんな面白い設定の絵本だけど、一押しは絵。黒井健さんの画風は、春の爽やかさ、夏の眩しさ、秋の切なさ、冬の静けさ、どの季節にも平穏を漂わせ、聖夜を駆け巡る空も幸福に満ちます。2025/12/21
MI
72
サンタの国では、一年中大忙し。サンタの中でも1番大きくてりっぱなお髭を生やしたサンタをグランサンタと呼び、みんなから愛されています。みんなへのプレゼントは3月におもちゃのなる実がなる畑に種まきを。1番面白かったのはサンタの身体計測。重すぎるとトナカイがスイスイ飛べなくなるから体の管理も大切になる。黒井健さんの絵にとても癒された絵本。「名探偵じゃなくても」を読んでいて、この絵本を知りました。とても良かった。2025/09/16
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
62
クリスマスに向けて一年中準備をしているサンタクロースの国の日常を歳時記のように描いた絵本です。サンタの国では畑でおもちゃを育てています。たわわになったおもちゃは秋になると収穫され、きれいにラッピングされます。クリスマスのようなビッグイベントでは、傍観者でいることは許されません。〈配達〉だけでなくおもちゃを育てる人、包む人……。もちろんトナカイだって休んでなどいられません。〈トナカイ養成学校〉で学ぶわが子、を心配そうに見守る母トナカイ。子どもたちに配るプレゼントの内容は10月のサンタ会議で決定するそうです。2013/12/28
ぶんこ
60
読メで「あまんきみこ」さんを知り、あまんさんから「黒井健」さんの絵に巡り会いました。 すっかり魅了され、黒井さんの絵の絵本を重点的に予約し始めました。 1年12ヶ月を、サンタさんがクリスマスに向けて準備していました。 この絵と文とでカレンダーが欲しくなりました。 黒井さんの絵、本当に素敵。 大好きだなぁ。2015/02/28
mincharos
55
クリスマスに向けて気分を盛り上げる絵本を読んでる最近。絵がとっても素敵。サンタってクリスマス以外はどうやって過ごしてるの?の疑問が解決!サンタたち、いつも忙しそうだね~トナカイの学校とか、おもちゃの種を植えて木になるとか、サンタ会議とか、、、サンタの国の内部を知れて楽しかった!息子、無事にプレゼントがもらえたら、サンタへのお礼の手紙も書くらしい。楽しみだねー、クリスマス!2017/12/05




