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出版社内容情報
いまは大都会となった東京のビルのかげ、町の片隅にひっそりと生き続ける民衆の物語30話。「まき子とさかな」「田楽は目黒にかぎる」ほか。※この書籍はハードカバーのためお届けに時間がかかります。(+1日程度)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamako
7
読み聞かせネタを求めて。そのまま読み聞かせできるテキストでは無いが、史跡が残っている話が多く、巻末には地図で見る収録話一覧もあり、地域を知る社会科系読本としても優れた出来。こういう力の入った全集はいつまでも残って欲しいなあ。2023/03/19
てら
4
東京を身近に感じる。まねきねこの話があった2022/08/04
ryk
2
東村山市の「鬼のしんせつ」と、足立区の蛇橋の話、北区の王子のきつねの話、板橋宿の縁切り榎の話を読む。歳をとってきて自分に関わりのある場所の故事にグッと来るね。東村山の話は、豊穣を祈念し農民たちが講を組んで群馬の「はんなさん」(榛名神社)にお参りに行くと雷を落とし農作物に被害を与えようと企む鬼に遭遇するお話。東京北部から埼玉、群馬にかけての雷の多さと豊穣性についてのお話で面白かった。2022/08/12