内容説明
里山の風景をテーマに写真家自らが選んだ23点の代表作。人と自然が共生できるゆたかな環境としての「里山」。この言葉の生みの親ともいえる著者が、愛着のある作品について、その風景のもつ意味を解き明かす。小学校高学年以上向き。
目次
里山の全景
あぜ焼きに煙る棚田・早春の田園
早春の雑木林
棚田の桜
朝焼けのはさ木
クヌギの古木から咲くタチツボスミレ
土手のお花畑
土手の小川
光る小川
朝焼けの棚田〔ほか〕
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年、滋賀県大津市生まれ。写真技術と昆虫行動学を独学で学び、1980年にフリーランスの写真家として活動を開始。熱帯雨林から砂漠まで、昆虫をとおして見る世界の自然環境をあますところなく撮影するとともに、自らのフィールドとしている琵琶湖周辺を中心に、国内での撮影にも力を注ぎ、自然と人との共存をテーマとした作品を発表しつづけている。1992年に琵琶湖西岸の田園にアトリエを構え、敷地内に雑木林やため池などの環境をつくり、以後、撮影の拠点とする。その活動は、作品の発表だけにとどまらず、一般の人々に里山の自然と生活を体験してもらう「今森光彦の里山塾」や、萌木の国での「全国こども昆虫キャンプ」の開催など、実践的なイベントにも精力的に取り組んでいる。また、出版物以外にも、NHKスペシャル「映像詩 里山」のシリーズなどの映像番組にも関わり、それらの作品は海外でも大きな評価を受けている。東川賞・新人作家賞、木村伊兵衛写真賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、滋賀県文化賞、日本写真協会年度賞、小学館児童出版文化賞、土門拳賞など、数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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