月夜のバス

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月夜のバス

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  • サイズ A4判/ページ数 23p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784030163607
  • NDC分類 E
  • Cコード C0093

内容説明

新潟県生まれの作家と画家が描いた日本海沿岸の国道を舞台とする月夜のファンタジー。青い闇と黄色い光芒が美しい魅惑の幻想絵本。

著者等紹介

杉みき子[スギミキコ]
1930(昭和5)年、新潟県高田市(現、上越市)に生まれ、現在も同地に在住。高田高等女学校(現、北城高校)を経て長野女子専門学校(現、短大)国語科卒業。1954年から「新潟日報」掲載の“お母さんの童話”に投稿、入選の常連として選者・関英雄氏に見いだされる。1957年、「日本児童文学」に発表した短編『かくまきの歌』『百ワットの星』ほかで、日本児童文学者協会新人賞を受賞。1972年、『小さな雪の町の物語』(童心社)で小学館文学賞受賞。1983年、『小さな町の風景』(偕成社)で赤い鳥文学賞受賞。現在、日本児童文学者協会会員。歌誌「北潮」同人。創作のほか地元の多くの文化活動にたずさわっている

黒井健[クロイケン]
1947(昭和22)年、新潟県新潟市に生まれる。新潟大学教育学部中等美術科卒業。学習研究社幼児絵本編集部に入り、2年間絵本の編集にたずさわった後退社。26歳の時フリーのイラストレーターとなる。以降、絵本・童話のイラストレーションの仕事を中心に活躍。1983年、雑誌「詩とメルヘン」に掲載した一連の作品で第9回サンリオ美術賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

171
背後に聳える山、目の前を行き交うヘッドライト、その先から聴こえる波音。夕闇が過ぎてバスを待つ切なさを思い出す。西風もおさまり海に沈んでいく青白い光のように、さざ波が打ち寄せる波間のように、近づいてくるはずの明かりを幼い瞳が探している。今思えば夢のような空間である。私の生まれ育った風土が小川未明さんや杉みき子さんの物語に描かれている。今も残る風景、変わらぬ世界に思いを馳せて。あの頃の雪深さを懐かしむ。一面の白銀に心も広がり走り回った日々。雪原と森林、鳥と青い海。夕陽に沈む小さな町の先人から感じる自然の神秘。2022/10/02

シナモン

141
美しい月夜の晩にはこんな不思議なことが起こるかも…。夢の中にいるようなふわ~っとした気持ちに。幻想的な一冊でした。2021/10/07

ゆみねこ

98
満月の夜、海岸沿いの国道を歩く少年。通りなれた道も昼間とは違って見える。通りすぎるバスの中に少年が見たものは?大好きな黒井健さんの絵がとても素敵で、磯の香りや波の音が聞こえて来るように感じました。2020/05/27

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

85
月あかりの下、海沿いの国道を少年が歩いています。塾の帰りかな? 時々車が通り過ぎるけど、歩行者はいません。月が輝いています。遠くに灯台の灯りがみえます。向こうからバスがやってきます。いつも見慣れた黄色いバスです。目の前を通り過ぎる一瞬、バスの窓をみて少年は息を呑みました……。みんな夢の中にいるような月夜でした。黒井健さんの幻想的な絵が素晴らしい。2002年10月初版。2015/09/20

masa@レビューお休み中

73
まんまるいお月さんが見える中、夜の道を少年が歩いている。この光景を見ていると、これは一体何なのだろうと訝しむはずだ。黒井さんの美しい絵があるにも関わらず、どこか不自然で違和感を感じてしまうのです。満月の夜だから余計にそう感じるのかもしれないですね。ましてや、車ばかりが通る中で、少年がたったひとりで黙々と歩く姿も、ちょっと怖いなと思ってしまいます。横断歩道を渡るため、少年が信号待ちをしているときに一台のバスが通り過ぎます。そのときに、衝撃の出来事が起こるのですが…。夏の暑い夜にピッタリな絵本だと思います。2013/08/23

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