- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
耳の不自由な6歳のカロリーナが小学校へ入学するまでの一年のくらしを、写真と文でくわしく紹介。聴覚障害への理解を訴える。 小学校中学年から
内容説明
保育園でのリーナの仲間は9人。耳がほとんど聞こえない友だちばかりです。先生も友だちもお父さんもお母さんも、みんな、手や指をつかってはなします。これは手話といいます。手話は、耳の不自由な人たちのことばのひとつです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
30
生まれた時から聴覚に障害を持つ少女が保育園で過ごす姿を纏めたフォトドキュメント本。写真がメインで、文章は横に添えられている程度であるが、簡潔だからこそ彼女の様子がよく分かる。手話でコミュニケーションを取ること以外は、耳の聞こえる子どもたちと何も変わらないように見えた。話すよりも時間が掛かるために苛立ってしまうこともあるが、遊んだり笑ったりする様子は明るく可愛らしい。この子たちの姿を見ていると、手話を禁止されていた時代のことを考えて本当に恐ろしくなった。2017/08/02
kaffy
1
いきいきとしたリーナの表情が印象的。まるで友達のようにリーナについて語る長女に、大人になっても思い返す本であって欲しいと思った。2010/08/14
なな
0
聴覚障害者の教育が充実しますように。。2014/08/26
のん@絵本童話専門
0
障害児を撮ったドキュメント写真絵本を多数出版している作者。生まれつき耳の聞こえないリーナ。笑顔に溢れ、生き生きと過ごしているリーナの日常は、読んだ子どもの壁を取り払うかのよう。その中で、怒りや悲しみなど感情が高ぶった時、なかなか手話で自分の気持ちをスムーズに伝えられないというシーンも。2024/07/09
ロロ
0
未就学児には文章が長めだけれども、いい表情の写真が多く、手話に興味が増す模様。2021/11/24