虫屋の虫めがね

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784030032903
  • NDC分類 486.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昆虫愛好家の著者が、温かい眼で見つめた虫と自然と友人とを語る。心の豊かさが伝わってくる、ユーモアに満ちた30篇のエッセイ。   一般向

内容説明

中国山地に源を発した芦田川が、瀬戸内海にそそぐ備後平野の中心都市・福山。そこに生まれ育ったケンさんは、独特の個性を発揮しながら、虫と友人と自然とを、ユーモアに満ちた眼で温かく、時には怒りつつ眺めた。これは30篇のエッセイからなる、虫と友と自然への深い友情の書である。

目次

ハナムグリとの会話
ウスタビガの繭の穴としわ
キャンプというものは…
冬の河原にて
ツクツクボウシを食うの記
プランター物語
サルトリイバラとかしわ餅とルリタテハ
秋の夜長に腰痛を
ついに羽化したウスタビガの巻
小さな水いろのわすれもの〔ほか〕

著者等紹介

田川研[タガワケン]
1948年広島県福山市生まれ。上智大学フランス語学科卒。塾・専門学校などで、英語とフランス語を教えるかたわら、少年時からの昆虫趣味を捨てきれず、現在にいたる。虫屋仲間とともに、「びんご昆虫談話会」をつくり、その会員でもある
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感想・レビュー

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rinpei

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先月読んだ「虫屋の見る夢」に続き、この本を読むことにしたのだが、読みだしてすぐ失敗したと思った。春はまだ遠いのに春が待ち遠しくなるばかりなのだ。が、「ホシミスジの揺りかご」の章で気が付いた。越冬幼虫の観察があるではないか。ホシミスジのコデマリは我が家の庭にもある。コムラサキの柳も近くの川筋にいくらでもあるし、オオムラサキやゴマダラチョウのエノキの場所も知っている。幼虫だけでなく、越冬卵や越冬蛹、越冬成体、種によって様々、真冬だって虫の観察はできるのだ。ああ、今度は夜明けが待ち遠しい。今夜は眠れそうにない。2015/02/05

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