出版社内容情報
東京にある国宝・重要文化財建築のデータを網羅する唯一の書籍。室町時代の国宝・正福寺地蔵堂から1964年竣工の代々木競技場まで「文化財建築」をテーマに、80件以上を解説するビジュアル書籍です。建築家・藤森照信氏推薦!
内容説明
東京駅、勝鬨橋、明治神宮…思ったよりも身近に存在している重要文化財建築80件以上のデータを初!完全収録。もっと建築が楽しくなる5つのコラム収録。
目次
1章 千代田・中央・江東区
2章 渋谷・港区
3章 目黒・品川・大田区
4章 台東・荒川区
5章 豊島・文京・北・新宿区
6章 世田谷・杉並区・その他
著者等紹介
米山勇[ヨネヤマイサム]
建築史家。1965年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員、早稲田大学大学院非常勤講師、日本女子大学非常勤講師を経て、江戸東京博物館研究員。博士(工学)。日本近現代建築史、江戸東京の建築・都市史を専門に活躍している
山内貴範[ヤマウチタカノリ]
1985年、秋田県生まれ。雑誌、ムック本などを中心に、建築、歴史、地方創生、科学技術などの取材・編集を行う。大学在学中に手掛けた秋田県羽後町のJAうご「美少女イラストあきたこまち」などの町おこし企画が大ヒットし、NHK「クローズアップ現代」ほか様々な番組で紹介された。商品開発やイベントの企画も多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
42
建築巡りの参考書として。国宝、重要文化財を網羅した上で、行政区別に整理されているのでとても使いやすいです。kindle unlimited で読んだんですが、紙の本買ってもいいくらいに思ってます。2024/10/27
なる
14
その名の通り、東京都内にある名建築を紹介している本。博物館や美術館はもちろんのこと、橋などの建造物も紹介する。正直なところ中に入れない建物にはそこまで惹かれないので情報は半々というところか。採り上げられている建築物は寺社が多め。そらそうよ。歴史があるからね。というわけで展示施設のない寺社は未訪問の場所が多いけれど、それ以外は訪問済で唯一まだ行けていないのは檜原村の古民家。古民家に訪れるのには電車・バスを乗り継いだ上に専用のモノレールに乗る必要がある。ハードルが高さが最高。2025/04/30
アリーマ
14
東京都内の国宝、重要文化財の建築物を網羅した一冊。単にカタログ的に並べるだけでなく、一歩突っ込んだ解説が全てに載っているのが素晴らしい。他に類のない良い本だと思う。借りて読んだが、資料として価値が高いので買うことにした。これだけのものをまとめるのは大変だったろうな、と思う。これを片手にあそこやここにまた出かけたい。★★★★★2024/08/11
Nobu A
13
最近図書館に入り浸りで新着本コーナーで面白そうな本がないか覗き込む。目に留まった本書。新刊ホヤホヤ。東京在住なのに掲載建築物の中で訪れたことがあるのは僅か一棟のみ。明治神宮だけ。それも大勢の参拝客の中、本殿と外拝殿を一瞥しただけ。他にも気づかずに通り過ぎた建物が複数あるのだろうが、こうやって掲載写真を見ながら説明を読むと魅力的な建物ばかり。美術館や博物館のように入館料も要らないし美術品にはない機能美に一種の憧れを抱く。訪ねたい所ばかりだが、特に代々木競技場と旧久邇宮邸に行ってみたい。パラパラ読み読了。2024/08/27
えつ
12
ただただ眼福でした…!!!美しい建築…最高でした。あぁ、東京に住んでたらこんなにも素晴らしい建築といつでも触れ合えるのか…と思うと、羨ましい…。北関東編、求む。建物は知っていても、どういう経緯で、とか…火災で焼失したから再建した、とかそういうことは知らなかったので、楽しかったです。2024/07/31
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