出版社内容情報
世界史のなかでエポックメーキングになることが多い宗教関連の事件・出来事を豊富な資料で解説する一冊。宗教は人類史においてどんな役割を担い、どう歴史を変えてきたかをオールカラーで丁寧に読み解きます。
内容説明
世界史を変えた宗教のできごとをオールカラーでビジュアル解説。
目次
第1章 古代文明と宗教
第2章 ヨーロッパ
第3章 中東
第4章 インド
第5章 中国
第6章 日本
第7章 近・現代の世界と宗教
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、聖心女子大学文学部歴史社会学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ
88
世界史を宗教の視点から見るとまた違った真実も沢山見えてきました。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教など、ホントに今まで多くの影響を与えたきたんだなと分かりましたし、日本でも神道や仏教が凄く深く歴史に関係しているんだなと勉強にもなりましたし、これからももっと宗教視点でも色々な世界のニュースに触れていきたいなと思います。2024/09/22
ムカルナス
7
各地域の宗教と関連する歴史上の出来事、因果関係をコンパクトにまとめた本。宗教を軸に歴史を箇条書きするとこうなる、といった感じで視点としては面白いし、キリスト教、イスラム教の概略、インド、中国の宗教の変遷をざっくり知るには最適な書。2024/02/11
kazu4
5
宗教を考える上で、大いに参考になります。政治が宗教を利用すると、碌なことがありませんね。2024/08/11
おさと
5
宗教を教養として知ること大事。2023/11/21
海狸
1
"発明が変えた世界史"と同時進行で本書を読み進めた。 なるほど。森羅万象が解き明かされていない世界ではそれらが畏怖や教訓も含めて信仰となり、解き明かされていないからこそ王=神とし人心掌握の手段となりうるのか。王にとって都合がいいことや戦力となる科学は早めに発展するし逆に信仰を揺るがす事実となりうる科学は排他され、政教分離した国家から飛躍的に近代科学が発明、発展していってるなと。 政教分離してない国の人にはあんまり近づかないでおこう。。 2025/06/17