出版社内容情報
車いすテニスの4大大会全てとパラリンピックを制する「生涯ゴールデンスラム」の偉業を打ち立て、世界ランキング1位のまま引退を決めた国枝選手。時には心がくじけそうになりながらも信念を貫いた、その支えとなったものの存在を明らかにする。
内容説明
「絶対王者」と呼ばれた男の孤独と葛藤。輝かしい歩みのその陰に、自らを「最強だ!」と奮い立たせて、「常勝」の重圧と向き合う素顔があった。世界ランキング1位のまま引退し、国民栄誉賞に―。初の自著。
目次
第1章 2度の引退危機
第2章 「絶対王者」への軌跡
第3章 常勝の重圧
第4章 テニスと出会えた奇跡
第5章 集大成の東京パラリンピック
第6章 生涯ゴールデンスラム
第7章 引退。そして、その先へ
著者等紹介
国枝慎吾[クニエダシンゴ]
1984年東京都生まれ。9歳で脊髄腫瘍のため車いす生活となり、11歳で車いすテニスと出会う。2004年、初出場したアテネパラリンピックで齋田悟司と組んだ男子ダブルスで金メダル。2006年、アジア人初の世界ランキング1位に。翌2007年には、車いすテニス史上初となる年間グランドスラムを達成した。2008年、北京パラリンピックの男子シングルスで金メダル。2009年4月、車いすテニス選手として日本人初のプロ宣言。2012年ロンドンパラリンピックでシングルス2連覇を果たした。2023年1月に世界ランキング1位のまま引退。2024年1月より、全米テニス協会の車いすテニス担当のアドバイザーに就任
稲垣康介[イナガキコウスケ]
1968年東京都生まれ。1992年、朝日新聞社に入社、東京、大阪のスポーツ部、欧州総局(ロンドン)、アテネ駐在などを経て、現在、スポーツ担当の編集委員。五輪取材歴が長く、夏冬あわせて10大会を現地でカバーしてきた。テニスの4大大会やサッカー・ワールドカップなどスポーツの国際大会の取材経験が豊富。国枝慎吾選手は2004年アテネパラリンピックで取材したのを縁に長年取材し、2021年の東京パラリンピックの金メダル、2022年のウィンブルドン選手権優勝も現地で取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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