出版社内容情報
俳優・映画監督・脚本家、そしてバラエティ・教養番組のMCとして、その姿を見ない日はないほど幅広く活躍中の佐藤二朗氏。フォロワー数200万人超のTwitterは、ファンに笑いや安らぎのひとときをもたらし、仕事も家事も育児も世の中も、全ての疲れを吹っ飛ばしてくれると、ひそかな“中毒者”が増え続けています。本書は、そんな佐藤氏初となるコラム集。
Twitterでもおなじみ、意味不明のようで滋味すら感じられる「酔っ払いネタ」やオリジナリティが過ぎる「妻」の毒舌考、「永遠の精神年齢子ども論」などに加え、日々の出来事へのやさしくも鋭い考察、表現者としての“ジローイズム”が満載。また、衝撃的な未発表作品含む脚本5作も収録。未だ見ぬ「佐藤二朗」と、安心安全安定の(ちょっと不安で危険でもある)いつもの「佐藤二朗」と、あらゆる角度から出会えるであろう一冊です。
装画は、佐藤氏の永遠のバイブル『ザ・ワールド・イズ・マイン』の作者であり、出演映画『宮本から君へ』)の原作者、漫画家の新井英樹さんの描き下ろし。「つぶやき」の吹き出しも新井さん直筆という特別仕様。
内面は「永遠の約8歳児」とはいえ、いろいろ漏れてしまうお年頃。その中から、本書は「心」のおもらしに限定しているのでご安心ください。
吹き出したり、今日のモヤモヤ・イライラがどうでもよくなったり、一緒にとことんいじけてみたり、しんみりしたり、家族をいとおしく思ったり、佐藤二朗氏の出演作が何倍もおもしろくなったり。そうこうしているうちに、いつしか、あなた自身も感情をおもらししてしまうかもしれません。
内容説明
5年間の「AERA dot.」人気連載コラムから厳選した77本+未発表作品を含む脚本5本を収録した、ジローイズム炸裂の“駄文集”。
目次
第1章 放屁という言葉が好きなんです(オヤジ道の嗜み;恋は「ピンポイント好き」から ほか)
第2章 恥ずかしくなるくらい、自分本位で生きてきました(50歳までに変えたい20のこと;それでも犬に興味はないのです ほか)
第3章 妻は、なぜ便器と結婚したのでしょう?(妻が喜ぶなら、僕は幾つでも「あ」と言おう;取り方によっては下ネタに聞こえるしりとり ほか)
第4章 根っからのふざけびとなのだ(おせちを感じる;春子と博之の脳内劇場 ほか)
第5章 占い師曰く、精神年齢6歳らしいです(毎年恒例、新年の抱負;「マックスで15歳」と言われた漢 ほか)
著者等紹介
佐藤二朗[サトウジロウ]
1969年5月7日生まれ、愛知県出身。俳優、脚本家、映画監督。96年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ、全公演で作・出演。さまざまなジャンルのドラマ、映画に多数出演。2021年に公開された映画『はるヲうるひと』では、原作・脚本・監督を務め、海外の映画祭で最優秀脚本賞を受賞、22年公開の主演映画『さがす』でも、その演技が高く評価され国内の映画祭で最優秀男優賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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