捨てない未来 - キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返

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捨てない未来 - キッチンから、ゆるく、おいしく、フードロスを打ち返

  • 枝元なほみ
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  • 朝日新聞出版(2022/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023319660
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

農業生産者のサポートや「夜のパン屋さん」「大人食堂」などフードロス×飢餓ゼロ運動に力を注ぐ人気料理研究家が伝える、未来を捨てないために今考える食のこと。藤原辰史京都大准教授との対談、食材にも体にもやさしい保存法やレシピも。【本書の内容】■第1章 小さな台所と社会システム ○枝元なほみ×藤原辰史対談1「女に押し付けられるものがある?」  対症療法と、根源的な変革/楽しく食べること。誰かを傷つけずに食べること/システムの中に食べ物がある/戦場化する現代/食べられないことの恨み/「二度と飢えさせない」プロパガンダ/多様性に耐える ○ロスを打ち返すキッチン1    大物野菜を駄目にしない、ロスにしない     発酵白菜/半干し大根/にんじんの塩揉み/揚げねぎ   ついつい残しちゃいがちな香味野菜     三つ葉、せり、茗荷、しそ/青唐辛子、赤唐辛子/フレッシュハーブ類   余りがち、放置しがちなスパイス、乾物、調味料     パプリカ、ナツメグなどのスパイス類/中華料理、韓国料理用の乾物や調味料    ○フードロスについて考えてきたこと 00   芝居から学んだ、人の生き死にと食べること/   「一番貧乏な人は飢え死にですね」/ビッグイシューのフラットな関係性/ 捨てられているむかごをお金にできないか/姿形の悪い子たちに行き場を/「捨てない」を重荷にしない■第2章 右肩上がりの坂をパタンと倒す ○枝元なほみ×藤原辰史対談2「奪い合うパイは地球にはもうない」   ビックリマンチョコが象徴していたもの/欲望せよと駆り立てる社会/食べ物は消えていく/虚栄心と小さな自分/時間に自分をゆだねる ○ロスを打ち返すキッチン2    冷凍庫利用のすすめ    だしをとった後の昆布/油揚げ/きのこ類/生姜/トマト/     ついでながらパンの冷凍庫保存について   漬けたり、焼いたり     漬物/焼き野菜/柑橘ピール   晒について    ■第3章 根本に「愛」のようなものがあれば ○システムを内部から分解していく人たち /鴨志田農園/ばんざい東あわじ ○枝元なほみ×藤原辰史対談3 「『里芋の皮、揚げるとうまいね』の世界」  人が「混ざる」ことがいい/プライドの問題と食堂、給食/料理することと人間の尊厳/資本主義を内部から分解する ○コロナ禍や予想外に始まる戦争で見えた、抜け落ちている中身##著者略歴枝元なほみ えだもと・なほみ横浜市生まれ。劇団の役者兼料理主任、無国籍レストランのシェフなどを経て、料理研究家としてテレビや雑誌などで活躍をつづける。一方で、農業支援活動団体である社団法人「チームむかご」を立ち上げたり、NPO法人「ビッグイシュー基金」の理事も務め、雑誌「ビッグイシュー日本版」では連載も執筆。2020年に、フードロスと貧困問題の解決にチャレンジするため、営業時間終了直前に売り切れなかったパンを引き取って、同雑誌の販売員や、そのほか仕事がない人たちが販売する仕組みを実践する「夜のパン屋さん」をスタートする。また、子どもたちの給食を有機食材にするための活動にも心

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

60
【「食べて生きていく」という人の営みの大本を大らかに肯定しながら、子どもたちに残すべき地球の未来を守っていきたい】料理研究家が伝える、未来を捨てないために、今、考える食のこと。藤原辰史京都大准教授との「女に押し付けられるものがある?」「奪い合うパイは地球にはもうない」など3つの対談収録。食材にも体にもやさしい保存法やレシピも。<捨てることが前提のシステムが持つ息苦しさは、常に値踏みされ競わされる私たちの苦しさのように思えてきました。“フードロス”を考えることは、“未来”を捨てないことにつながっていく>。⇒2023/05/16

昭和っ子

19
「保存食として消費されている商品の多くは、戦闘糧食に由来しているんです」ナポレオン戦争時の缶詰、明治期の軍隊で脚光を浴びたたくあん、福神漬け、水さえあればすぐスープになるブイヨン、コンビニに並んでいるプロテインバーとシリアル。「それは、私たちの日々の仕事が戦場化しているという事だと思います」「楽しく食べること。誰かを傷つけずに食べること」を目指す枝元なおみさんが、実践の足がかりを歴史家の藤原辰史さんとの対談で探っている。大量生産・大量消費・大量廃棄のループから抜け出そうとする素晴らしい試みを参考にしたい。2022/11/22

joyjoy

10
藤原辰史さんとの対談に惹かれて読む。が、枝元さんの「夜のパン屋さん」、「チームむかご」など様々な活動の様子も興味深かった。今、食品ロス削減に取り組もうとすると、ちまちましたことばかりだったり、何か捨てるたびに後ろめたさが出てきたりするなぁ、と感じていたところだったので、「輪を広げていくためには、大きな問題への視線を持ちつつ、意外に楽しいからやってみれば?とか、その知恵すばらしい!とかボトム同士で楽しみながら、システムを変えるところまで元気を積み上げる…そんなパワーが必要」という言葉に元気をもらう。楽しむ!2022/11/17

チェアー

8
善意、というものは資本主義を根底から覆す可能性を秘めている。お金を取らずにサービスやものを提供する。それを当たり前として受け取る人がいる。出す側も受け取る側も、その瞬間ごとには資本主義の軛から解き放たれている。 だから、決定的な局面では自分なりの善意をベースに行動を決めることだ。「もったいない」「あれを作ってあげたい」と湧き上がってくる感情をベースに行動することだ。1日のうちわずかな時間であっても資本主義の論理から離れる時間を確保する、意識する、それはとても大事だなと感じる。 2023/02/07

コーヒープリン

4
今までの社会は、食べ物を物を人を簡単に捨てて成り立っているものだったし、それが普通だと思って生活してきた。けれど、その生活には歪みが出てきていて、地球全体が悲鳴をあげている。 そんな社会を少しでも変えたいと思って活動している枝元さんの心意気を感じることが出来た。 私も少しでも、世界を変えていけたらいいと思ったし、自分に何ができるか考えていきたいと思った。2023/05/13

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