出版社内容情報
総資産18兆円。壮大な夢を現実に変え、巨万の富を築いたイーロン・マスク。電気自動車のテスラモーターズ、宇宙ロケットのスペースXなどの躍進はなぜ可能だったのか? 世界長者番付1位にまで上り詰めた、大富豪の成功の秘訣を解き明かす。
内容説明
壮大な目標を掲げながらも、小さな努力を猛スピードで積み上げていく―。それが、イーロン流「光速経営」。
目次
序章 イーロン・マスクが見据える未来
第1章 「光速経営」の原点
第2章 世界初を実現させた「スペースX」
第3章 世界一の自動車メーカーになった「テスラ」
第4章 未来につながる「テスラ」の挑戦
第5章 奇跡を起こす「イーロン・マスク」
著者等紹介
竹内一正[タケウチカズマサ]
1957年生まれ。作家、コンサルタント。徳島大学工学部大学院修了。米国ノースウェスタン大学客員研究員。松下電器産業(現・パナソニック)で新製品開発、海外ビジネス開拓を担当。アップルでマーケティングに従事。日本ゲートウェイを経てメディアリングの代表取締役などを歴任。シリコンバレーのハイテク動静に精通。現在、ビジネスコンサルティング事務所「オフィス・ケイ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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大竹 粋
5
スカッとする読後感。2006年に描いたマスタープラン通りに実現化している。こんな経営者はたしかに他にはいない。 ・スポーツカーをつくる ・その売上で手頃な価格のくるまを作る ・さらにその売上で、もっと手頃な価格のクルマを作る ・その上でゼロエミッションの発電オプションを作る 単なる夢や概念的なビジョンではなく、具体的なマイルストンをこの明度で示し実行できる人はなかなかいない。2022/07/21
Yasuhiro
4
相変わらずイーロン・マスクの凄さを学ばせてもらった2021/09/19
まろん
2
★★★☆☆ 壮大な目標を掲げながらも、小さな努力を猛スピードで積み上げていく。イーロンは鷹の目の蟻の目の両極の物差しを持つ。これだけのビジョンと行動力・実行力は見習いたい限り。2020年、テスラの時価総額は2076億ドル(約22兆3000億円)に達し、トヨタ自動車の21兆7185億円を超え世界自動車メーカーのトップに躍り出た。リチウムイオン電池生産能力を現在の35GWhから、2022年には100GWhへ、そして2030年には3TWhは拡大する構想。「たかが失敗だ。失敗しないでイノベーションは起こせない。」2022/02/06
僕です
2
テスラもスペースXも意外と歴史のある企業。想像以上の行動派かつ理論派のもよう。ソフトウェアのように自動車やロケットを開発する世界を本当に変える男なのだろう。2021/10/16
mitsu
2
近年、ビジネスで著名なイーロンマスクに関しての経営関連の著書と知り、読みました。ソフトウェア業界で行われているベストエフォート式の経営をハードウェアの世界にもってきてそれを実行させることの凄さ、鳥の眼と蟻の眼の両方を持つ才能があることで成功に近づくのでしょうか?さらに物事をパラレルに動かすことが出来ることが大事なのでしょうね。本書は細かい話はなく、読みやすいのが良かったです。2021/10/05