いちのすけのまくら

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023316539
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

NHK「プロフェッショナル」で特集された、今最も注目される落語家・春風亭一之輔の初エッセイ集。人間国宝との楽屋での会話から、二つ目時代の思い出、巷に流行する物や人への独自の考察まで、落語の「まくら」を聞いているかのような味わいが楽しめる一冊。

内容説明

落語のイントロ「まくら」を、ガラケーで書いてみました。噺家・春風亭一之輔、初のエッセイ集。「忖度」「相撲」「ノーベル賞」「解散」「○○ファースト」「金メダル」「○○ハラ」など旬のお題に合わせて綴られていく、まさに読む「まくら」!俳優・東出昌大との対談も収録!

目次

第1章 おしごとのまくら
第2章 こう思うのまくら
第3章 日常のまくら
第4章 はやってるのまくら
第5章 思ひ出のまくら
第6章 対談×東出昌大さん

著者等紹介

春風亭一之輔[シュンプウテイイチノスケ]
1978年、千葉県生まれ。落語家。日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。2012年、二十一人抜きの抜擢で真打昇進。2010年、NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞を受賞。2012年、2013年に二年連続して国立演芸場花形演芸大賞の大賞を受賞。寄席を中心に、テレビ、ラジオなどでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

38
2017年の本。実は同じ高校の出身で自分は落研の大先輩<(¯﹀¯)>エヘン。まあそんなこと気にかけるような人じゃないだろうけど。落語界の話題がやっぱり面白い。それと、人間観察して妄想が暴走するのも芸人というかクリエイターらしくていい。笑点のこともよく書いているけど、まさかこの時は自分が出演することになるとは思ってなかったんだろうなぁ🤭✨2024/12/17

りんご

38
「ノーベル賞」のタイトルで「ノーベル賞の知識はほぼゼロな私が、ノーベル賞について語りたい。やってやれないことはない」と言いながら、内容がとんでもないグダグダだ。やってやれないことはないが、やったのか、これで。はあ面白かったね。今日も誰かの落語を聞きながら寝ます。2023/03/07

姉勤

34
落語家のエッセイをマクラ(落語本編に入る前のフリートークを指す符牒で本編に絡む話か、ただの愚痴)と題するのは、やはり小三治、談志からだろうか。そもそもマクラをまとまって話せるのは、何度もトリを取れる売れっ子落語家となった証とも言える。寄席では二つ目からすでに売れっ子だった一之輔師の人当たり良さそうな容姿、面相と現代的芸の良さに騙されるかも。辛辣で、毒が混じるのは、学生時代の摂取した情報の栄養と思える、自分と共通している面が多いから愉しくなる。そこはストレートだけでなくフェイントや間を外す面白さも含まれる。2024/09/01

りつこ

31
高座だと余裕釈釈でふてぶてしいくらいだけど、こうして文章を読むと、実は繊細で気の弱いところもあるのだなと驚く。両方のバランスがいいからあの面白さをずっと維持できているのかもしれない。噺家はもめ事を嫌うとか空気を読みすぎるきらいがあるとかギャラの交渉が苦手とか、一之輔師匠でもそうなんだ?!という驚き。それでも言いにくいことを冗談めかしてトントーンと言えてしまうところが強みなのかな。芯が明るいからカラっとしてて嫌味がない。「同じ噺ばかり」と文句を言う客は前列に座ってメモとってる客の言葉に苦笑い。すびばせん…。2018/10/22

Yuuki.

30
1本1本が短いし笑えるので、忙しい時の合間の気晴らしにピッタリ。ただ、時々うっかり吹き出してしまうから、公共の場所では読めない(笑)まくらで聞いたことのある話もあったのに、もう一回まんまと笑ってしまった。2018/08/12

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