出版社内容情報
【自然科学/医学薬学】家康も怖れた勇将・真田幸村の「赤備え」には医学的にも根拠があった。その家康落命を招いた美食の一皿、坂本龍馬の破天荒な活躍の裏にはあの障害が? 戦国の名将や維新の名士たちと病との知られざる関係を、現役医師が診断・解明する。
早川智[ハヤカワトモ]
内容説明
人生と歴史を変えた!偉人たちの病の謎に迫る。
目次
第1章 真田を強くした赤備えの医学的根拠
第2章 病むことは生きることと見つけたり―戦国時代の名将を診る(武田信玄―本当は痩せていた?‐結核;上杉謙信―義に生きた男の高血圧‐脳出血;織田信長―天下布武を目前に‐情性欠如型人格障害 ほか)
第3章 勝つとは気を似て体に勝つこと―平安~室町時代の名将・貴人を診る(藤原道長―この世をば‐糖尿病と狭心症;源頼朝―歯の痛い独裁者‐歯周病ほか;源義経―英雄の目に涙‐小児的性格 ほか)
第4章 露の命ハはかられず―維新の名士を診る(坂本龍馬―落ち着きのない革命家‐注意欠陥・多動性障害(ADHD)
西郷隆盛―大きな偉人の小さな病原体‐フィラリア感染症
徳川家茂―真面目な甘党青年‐脚気 ほか)
著者等紹介
早川智[ハヤカワサトシ]
1958年岐阜県関市生まれ。1983年日本大学医学部卒業。1987年日本大学大学院修了(医学博士)。1985~86年米国City of Hope研究所生殖遺伝学部門にて大野乾博士に師事。国立感染症研究所エイズ研究センター研究員、日本大学医学部講師(産婦人科)、助教授(先端医学講座・感染制御科学)を経て2007年より日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授。専攻は生殖免疫学、産婦人科感染症学、医史学、進化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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