その「グローバル教育」で大丈夫?―世界で子育て実践母の爆裂トーク

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その「グローバル教育」で大丈夫?―世界で子育て実践母の爆裂トーク

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023314689
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

早期英語教育や海外留学などグローバル教育への親の焦りが充満している。オーストラリアで子育て中の小島慶子さんと、ローマなど世界を舞台に子育てしてきたヤマザキマリさんが「グローバルに子育てするとは何か」をたっぷり語り合う。

内容説明

その「グローバル教育」、間違っていませんか?いまの時代に必要な本当のグローバル教育とは?子どもの「生き抜く力」と才能をどう伸ばす?日本の子育てはもっとラクになる!

目次

第1章 その「グローバル教育」、間違っていませんか?(根深い日本の学歴信仰;広い世界の中の狭いゴール ほか)
第2章 いまの時代に必要な本当のグローバル教育とは?(世界のどこででも何とかやっていける;自分の習慣を押しつけない ほか)
第3章 子どもの「生き抜く力」と才能をどう伸ばす?(「本を読みなさい」を言わなくても;不条理も葛藤も描く手塚漫画 ほか)
第4章 日本の子育てはもっとラクになる!(子育てがしんどい国、ニッポン;人生を全身全霊で楽しむ ほか)

著者等紹介

ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
漫画家。1967年、東京都生まれ。17歳で絵画の勉強のため単身イタリアへ。その後シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らしながら子育てをする。長男は現在ハワイ大学に通う

小島慶子[コジマケイコ]
タレント、エッセイスト。1972年生まれ。中1と小4の男児の母。夫の退職を機に、2014年家族でオーストラリアに引っ越し。子育てはオーストラリアでしながら、自身は仕事のある日本との往復の日々。雑誌「AERA」で「小島慶子の幸複論」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

20
ローカルとして海外に出ることを選択した家族の一員である私には共感することばかりの内容だった。ヤマザキマリさん曰く、「国境を越えて活躍するための第一歩は、国境にとらわれない意識を持つこと」。自分も、祖国を愛しつつ、アイデンティティは「地球人」でいたいと思う。学歴は国内に留まれば一時期保険になることもあるかもしれないが、保証にはならない。縋るもののない海外ではみっともない思いを沢山することになるが、その分、視野も広がり寛容さも身につく。お膳立てなしで自立しようとする子どもを見守れるかが鍵だと思った。2021/03/16

aloha0307

16
四半世紀ほど前internationalに代わって目にするようになったglobalなる言葉。その教育の各論とは、日本では 早期英語教育、英語スキルアップ、海外留学..ってことになるんだろうが本書を読んで、この言葉への言い様のない違和感が形になって浮き出てきた気がした。globalの視点を持つべき舞台に立っている人、そこで大きなリスクを取り挑んでいこうとする人がこの国ではごく少数派であるから。目の前の社会で多様性が発見できなければ、海外へ行ったってできるとは思えない(厳しかった海外生活を懐しく回顧して)。2016/03/10

あゆみらい

15
前半が、中学受験頭になっていた(昨年終了組)母親の私には新しい視点で、好ましく感じました。成績がよくなるように努力することにこしたことはないのでしょうが。うちも娘にやりたいことを見つけてほしい。お膳立てしなくても子どもはやりたいことをやるよ、の言葉に勇気づけられましたが、家でだらだらしているのを見ると毎日不安でイライラします。しかも国内思考。大丈夫かな。2019/01/15

きんぎょっち

12
「アメリカ人がフレンドリーであるというイメージは幻想」というのが面白かった。私の最近のアメリカ人のイメージは「エリートや富を目指す層は競争意識に凝り固まって人間性に欠けている」というものだが、こっちは正解?少なくともアメリカ=フリーダムなイメージはすでに過去。アメリカの有名大学へ入学して心が病んでしまう日本人は多そう。子どもの将来について悩まない親はいない。「外国で暮らす=グローバルではない」「日本にいても意識次第でグローバルな視野は持てる」と断言する、視野が広く行動的で素敵な女性二人の対談だった。2017/11/30

てくてく

8
帯の「お金をかけ一流校に入れても、グローバル人材は育たない!」が、内容を代弁している。「国が人を変えてくれるわけではありませんからね。「どこに暮らしても、人は同じだ」と気づけたことは、海外生活から得た大きな収穫だたかもしれない。」というのは真実だと思う。2016/08/05

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