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内容説明
論語を、現代に生かす―2000年以上にわたって読み継がれた『論語』は、現代に生きる我々の心にも響く、人生の道しるべ。漢学研究の名門・二松学舎大学の白熱講義。
目次
講座1 論語ガイダンス―孔子とアンパンマンの教え
講座2 「孝」について考える―大人社会の「秩序」とどう向き合うか
講座3 孔子の「仁」に対する思い―わが人生に後悔なし、と言い切るために
講座4 孔子と人間の可能性―志あるところに、道あり
講座5 論語読み・事始め―むかしの読み方で『論語』を読む
講座6 『論語』にみえる孔子の本音―追い続けた理想と現実の狭間で
講座7 『論語』と西洋哲学―孔子とプラトンが見つめた人間の本性
著者等紹介
江藤茂博[エトウシゲヒロ]
長崎県出身。武蔵大学人文学部社会学科卒業。立教大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。十文字学園女子大学教授を経て、二松学舎大学文学部教授。浙江工商大学客員教授。専門は、文芸・映像・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaya
3
「ならぬものはならぬ」という、価値観への絶対的な信頼が前提、て部分が既に引っかかるんだよなぁ。まぁ民衆をコントロールするにはうってつけの教えなんだろうけども。最近老子を読んでいるんだけれど、どっちかというと老子の方が、自分が如何に生きるかっていう根本的な態度を説いている気がする。あくまでわたしの私的な感想ですが… 孔子のこと、もっと知りたいかも。2015/10/11
地味(まるしー)
0
中学生向けという印象。読みやすくはあるが、ふわふわしている部分が多い。内容としては第五章の読み方の話が一番きちんと書いてあり、面白かった。2017/12/28
し、も、だ、
0
読み終わった後なんだかんだで西洋哲学に戻りそうになってしまった、ので、ちょっとまだ論語成分が足りないんだと思います。また触れてみようと思う。2015/03/17
Takashi Inoue
0
学生募集に来られたときの頂き物をふと手にとって読み始めたら、章立てが細かくて読みやすく、すぐに読了してしまった。 原典をしっかり読んだことはないので、これを期に読んでみようか。 最も印象的だったのは、ぜんきゅうに対して、孔子が、力が足りないのではなく、ただ中途でみずから見限りをつけて、進むのを辞めただけだ、と叱るというエピソード。志ある限り、倒れるまで進む「力の足りないもの」に憧れる。2014/12/11
佐久間雄己
0
①アンパンマンマーチの歌詞の深さ 歌詞1つからも学べることがたくさん! ②儒学の8つの徳のベースは孝であること。 孝の上に仁、義、礼、智、忠、信、悌が乗っかる。 上下、横とつながること。 ③孝、悌の次に仁であること。 仁であることを目指し仁を得る。 ④全ての詩の共通点は【誠実であれ】 ⑤恥を知ること。 他人からの視点ではなく、自分自身が自分をどう思うか。 どんな自分で在りたいのか。 総じて 哲学や倫理、今まで学んできたものとの繋がりがたくさんありより思考が深まりました^_^2019/09/09