大手を蹴った若者が集まる知る人ぞ知る会社

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大手を蹴った若者が集まる知る人ぞ知る会社

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023312449
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

【社会科学/経営】大手企業で漫然と働くことが最大のリスク──。東大、早稲田、慶応などを卒業したエリートたちが大企業を蹴って選んだのはどんな企業か。優秀な人材が集まる成長企業のいまと、脱大手の最先端をいく若者たちの就職観・仕事観に迫る渾身のノンフィクション。

内容説明

あえて大企業に背を向けて彼らが選んだ「成長企業」とは。

目次

第1部 知る人ぞ知る会社、そこで働く若者たち(「メイド・バイ・ジャパン」でアップル、サムスンを超える―テラモーターズ株式会社(電動バイクメーカー)
社長自身が「ビジョンの奴隷」週1の唱和で理念に立ち返る―Sansan株式会社(クラウド名刺管理サービス)
採用も研修も人事ではなく手を挙げた人が主導する―株式会社ネットプロテクションズ(後払い決済サービス)
脱「人月工数」とフェアネスでエンジニアをもっと幸せにする―フォルシア株式会社(商品検索エンジン開発)
月に20万円は確実に稼げる新たな労働市場の創出を目指す―株式会社クラウドワークス(クラウドソーシングサービス))
第2部 大企業とベンチャー、いったいどこが違うのか(若者と「知る人そ知る会社」を結びつけたスローガン社;「優良成長企業」の今と「IT企業」への誤解;なぜ若者はベンチャー企業を目指し始めたのか)

著者等紹介

オバタカズユキ[オバタカズユキ]
フリーライター、コラムニスト。1964年東京都生まれ、千葉県育ち。大学卒業後、一瞬の出版社勤務を経て、1989年より文筆業に

伊藤豊[イトウユタカ]
スローガン株式会社代表取締役社長。1977年、栃木県生まれ。2000年に東京大学文学部卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。システムエンジニア、関連会社での新規事業立ち上げ、本社マーケティング部門を経て、2005年に起業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

39
本書で取り上げられるベンチャーはIT、情報、金融業と多彩だけれど、特に面白かったのはバイクを商うテラモーターズという会社だ。アップル、サムスンを超えるという目標の下、中国にある製造部門で日本式の品質管理やメンテナンスを徹底させているという。グローバル企業として、日本が培ったモノ造りを復活させようという方針には説得力があった。いったん大手に勤めた優秀な人材が、30代半ばで収入の激減を覚悟して入社してくる。大企業がなぜ面白くないのか考えさせられた。誇りある言葉と行動の中からしか本物は生まれてこないのだと思う。2014/07/07

メガネ

21
もらった本。どの会社に就職するか。一部の人の間では(?)、成長できる会社を選ぶべきという話を聞く。超優秀な学生が選んだのはベンチャーだった。給与よりやりがいと成長か。より良いもの。自らの力で挑戦する。そんな気概をもって仕事に取り組む姿はとても眩いもの。しかし、できる人には選択肢が多い。結局のところそんな印象しか残らなかった。2014/03/29

魚京童!

17
東大出れば会社を選べるからな。2015/01/31

harhy

16
人生、夢を追うことも大切だ。当然、時に挫折もあるだろうけれども。2017/05/27

メガネ

11
偏差値の高い大学を卒業した、いわゆる高学歴な新卒学生が、なぜ大手企業ではなく名が知られていないベンチャー企業へ入社したのか。各ベンチャー企業に実際に入社し働いている社員へのインタビューを中心に構成されています。読んでいると、ベンチャーへの入社の決め手がインターンシップであること、しかも最近の体験入社程度のものではなく週5日働くようなタイプのインターンを経験したことが印象的です。ここに中小企業やベンチャー企業の人材獲得のヒントがあるように思えました。2017/06/24

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