出版社内容情報
【歴史/歴史総記】戦争を冷徹に描いた古代ギリシアのツキディデスから、人間の真実の姿をあぶりだす『春秋左伝』、「危機のリーダー」チャーチル首相まで、古今東西の歴史家や指導者を通じ、歴史からいまを生きるヒントを学ぶ新タイプの世界史教科書。
内容説明
科学的歴史学の祖をトゥキディデスに求め、真の歴史家の覚悟を司馬遷から知り、ホイジンガの描く中世の美に感嘆し、危機のリーダーの資質をチャーチルに学ぶ…。世界史って、おもしろい。
目次
第1章 トゥキディデスが見た古代ギリシア世界
第2章 『春秋左氏伝』から司馬遷へ、戦う古代中国の歴史家
第3章 “背徳の都”コルドバとエル・シド伝説
第4章 中世の美を描く歴史、ホイジンガと原勝郎
第5章 19世紀とランケの歴史学―君主制と人民主権の間で
第6章 ゲリラ戦術の先駆者、源義経とアラビアのロレンス
第7章 危機のリーダー、ウィンストン・チャーチル
著者等紹介
山内昌之[ヤマウチマサユキ]
明治大学特任教授。1947年、札幌市生まれ。北海道大学文学部卒。学術博士(東大)。カイロ大学客員助教授、聖心女子大学講師、ハーバード大学客員研究員、東京大学大学院総合文化研究科教授などを経て、現職。2002年司馬遼太郎賞受賞、2006年紫綬褒章受章。著書に『スルタンガリエフの夢』(サントリー学芸賞)、『瀕死のリヴァイアサン』(毎日出版文化賞)、『ラディカル・ヒストリー』(吉野作造賞)、『岩波イスラーム辞典』(共編、毎日出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
ろくしたん
中島直人
のりまき せんべい
KAZOO