出版社内容情報
一目でわかる。宇宙がわかる。130億年の彼方の宇宙を大公開。東京の国立天文台から130億年彼方へ、写真でバァーッと見渡せる。巻頭には、観音開きの距離マップ付き。NASAからJAXAまで、世界最先端の科学の粋を結集した、息をのむほど美しい宇宙写真をご堪能ください。やさしくも深い解説で、子どもから大人まで楽しめます。最先端科学による「宇宙本」の決定版、堂々登場です!
内容説明
誰も見たことがない「宇宙の地図」を天文学の成果を結集して制作しました。息を飲むほどに美しい宇宙のスターメンバーが勢ぞろい。地球からの距離(10xm)の対数と赤経を基に配置しました。すべての天体画像には、簡潔にして深い解説がついています。ページを繰るうちに、本質的な宇宙の知識が身につきます。
著者等紹介
観山正見[ミヤマショウケン]
1951年生まれ。国立天文台台長。理学博士。京都大学理学部物理学科卒。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。コンピュータシュミレーションによる理論研究が専門で、実績を上げる。安土桃山時代から15代続く長円寺の僧侶でもある
小久保英一郎[コクボエイイチロウ]
1968年生まれ。国立天文台理論研究部准教授。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。専門は惑星系形成論。理論とシミュレーションを駆使して惑星系形成の素過程を明らかにし、多様な惑星系の起源を描き出すことを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
82
児童書。国立天文台から始まり、だんだんと上空から俯瞰する写真集。10mから10の27乗mまで。宇宙の果ては137億光年といわれている。137憶光年前に宇宙が誕生したから。だけそ宇宙の果ては宇宙の大きさではなくもっと大きい。▽語句の説明がほとんど無いので、宇宙の図鑑や辞典があると読みやすいかもしれない。様々な銀河が描かれているとても美しい本なので、つい写真集的に見てしまう。近くのものから遠くものにフォーカスしていくので、宇宙の大きさを実感できる。▽宇宙好きな人にプレゼントしたら喜ばれそう。2021/03/02
風眠
57
本を開けばそこに見えているのに、実感が湧かなくて想像もつかないというか、「果てしない」って多分、こういうことだなぁと思う。国立天文台を1m下に見おろす地点からスタートし、10m、100m、1000mと10乗ずつ上空へと視点が移動していく。光の速さで何億年とか超新星爆発の残骸ですよとか、自分の感覚を超越し過ぎていて、何だかもう分かんない!遠くて小さくて、でも大きくて近くて、まるで誰かがついた嘘にだまされているみたいで。私の頭の上にこんなに嘘臭くて美しい世界が広がっているなんて。宇宙の壮大さに心奪われる一冊。2013/06/09
kinkin
45
ちっぽけな自分がよりちっぽけに感じられる本。どうでもいいことに悩んでいるとき、開いてみる本2013/02/13
背古巣
41
写真が綺麗です。ページが進む毎にスケールが一桁ずつ上がっていきます。自分を中心として、そのスケールでどこまで表示できるのかを示しながら宇宙について簡単な説明をしてくれます。宇宙、天文への入門書的な図鑑と言うところでしょうか。2019/03/14
魚京童!
38
ヒトって小さいなー。2014/03/18
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