内容説明
なぜ平井コーチに教わると勝負できる人が育つのですか?その秘密すべてお教えします。
目次
第1章 頭ごなしでかまわない!コーチング以前のティーチング―かたちがないのが平井式指導法(基礎は自分の頭からは生まれない;ティーチングの基礎1 挨拶を条件反射にする ほか)
第2章 その気になるスイッチを押せ!伸びる人の育て方―ダイヤの原石を見いだし、輝かせるコツ(「伸びる人」は、伸びそうな顔をしていない;「強くなったときの準備」を早めにしておく ほか)
第3章 小さな箱から引っ張り出せ!デキる人の育て方―思い込みを超えて、さらに伸ばす方法(目標のダブルスタンダードを許すな;勝手に「最高点」を決めさせてはいけない ほか)
第4章 勇気を出してゆっくり行け!バケる人の育て方―未知の可能性に賭け、新たな指導法を見いだす法(話すら通じない相手の「やる気」を引き出せ!;優先順位をつけて選ばせる ほか)
第5章 バラバラだから面白い!強いチームのつくり方―一対一でないからこそ、できる方法(チームづくりに大切なこと1 相乗効果を考える;チームづくりに大切なこと2 人それぞれの満点を設定する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
15
休まず続ける癖をつける。2014/10/11
みんと
6
ものごとは、やるかやらないかだけ。 才能ではなく、努力で勝たせる。 平井コーチの指導者としての、信念のもとに育っていった選手たちは、それに応えるべく北島康介をはじめ、中村礼子、寺川綾はメダルを手にすることができた。 本人も気づかない大きな可能性を見出し、成功イメージを抱かせることが上手なコーチだ。 指導する上での多くの決め事から、平井コーチの試行錯誤が垣間見えた。2013/03/29
わらびん
6
自分が水泳やっていたということもあるが、すごくわかりやすい。コーチング以前にティーチング。ティーチング:ガチガチに型にはめろ。コーチング:相手に合わせる。客観と主観で判断。賢いと自分の頭で計算した範囲でしか行動できない。先回りし将来必要なのが何かを。優秀な人はプライドが高いので誰かに抜かれないかを気にする。才能ではなく努力で。勝手に最高点を決めさせてはいけない。失敗の引き出しを開けてはいけない。やりたいやりたくないで選択することを許してはいけない。2011/12/26
ノビー
3
北島康介や寺川綾など日本のトップスイマーを育てた平井伯昌コーチの勝負で勝てる人材をつくるコーチング論。優秀な選手の育成という視点でかかれているが、教育、子育て、社員教育、自己研鑽の指針にもヒントがある。2016/08/30
直
3
平井氏のコーチングに興味を持ち、手にした1冊である。参考になることが多々あった。人を育てる気構えが、この本から伝わってきた。強い信念がなきゃ人を育てられない。選手に努力の大切さを考えさせ「努力をしたから上達した」という経験を させてあげる。強い、勝てる選手にするだけではなく、自分の苦しさに敢然と立ち向かえる人間にすること。指導者の役目の一つと言い切る。北島選手がついていったのも頷ける。2012/11/02
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