朝日新書<br> 働く人が減っていく国でこれから起きること

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朝日新書
働く人が減っていく国でこれから起きること

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953667
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

FIRE(早期リタイア)ブームと非婚化の影響で増加する単身世帯。その時、人手不足の日本経済はどうなるのか。加速するインフレ圧力の可能性を指摘した衝撃リポートが書籍化! ……あなたは生き残れる?


【目次】

内容説明

加速する人手不足とインフレ。その時、日本経済はどうなる?「働きたくない」「結婚もそこまでしたくはない」…会社への「エンゲージメント」が世界最低レベルの日本。しかし、生涯ひとり暮らしなら「人生の必要コスト」は大きく下がる。だから「早期リタイア=FIRE」が視野に入る。そのとき彼らは、労働市場からは消えるが、消費者ではあり続ける。FIREによる人手不足をトリガーとしたインフレが始まる―大胆予測で反響を呼んだリポート、その衝撃分析と処方箋!

目次

第1部 FIREしたい若者VS.人手不足のJTC(なぜ働くことが嫌になっているのか;みんな「一人」を選んでいる;2050年のインフレリスク)
第2部 「人口3000万人時代」に向けた生き残り策(「FIREさせない」は可能か;「非婚化を止める」は可能か;「人口3000万人」を前提として社会機能を成り立たせるには)

著者等紹介

河田皓史[カワタヒロシ]
みずほ総合研究所調査部チーフグローバルエコノミスト(みずほ総合研究所みずほ銀行内の組織の名称)。1987年生まれ。岩手県出身。2010年東京大学経済学部卒業。2015年デューク大学大学院経済学修士課程修了(経済学修士)。2010年日本銀行入行。調査統計局や企画局などで経済金融調査や金融政策立案に従事。2023年11月当社入社。日本経済や中国・アジア経済の担当を経て、2025年7月より現職。専門は日本経済、金融政策。日本経済関連(金融政策、物価・賃金、景気循環、経済成長など)を中心にレポート執筆、文字メディ寄稿、映像メディア出演実績多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とくけんちょ

40
働く人が減っている。知っている人はあえて言わないが、すでに身の回りに大きな影響を及ぼしている。忙しい忙しい、その原因はいつのまにか行方不明になった未来の部下、同僚かもしれない。人が減る、資本投入でカバーする、一人一人のパフォーマンスでカバーする。これって公務員は持続不可能じゃないのか。いろいろ考えさせられた2026/05/21

よっち

28
元日銀エコノミストが、「働きたくない」「結婚もそこまで」という若者の本音をデータから拾い上げ、FIRE願望・非婚化・人口減少が日本をどう変えるのか予測した1冊。日本では一度労働市場から離れた人は消費者としては残るため、人手不足なのに需要は減らない構造的な歪みが生まれるとして、低コスト単身生活+資産運用という選択が社会全体の持続可能性を脅かし、少子高齢化に加えてFIREと非婚化が加速させるという主張でしたが、FIREがそこまで現実的な選択肢となりうるのか、そこまで影響力を及ぼすのかはちょっと気になりました。2026/05/27

とも

21
「リタイアしたい(FIRE)」と「結婚したくない」。この二軸から、これからの日本社会を読み解く。読みどころは「みんながFIREするとインフレになる」という箇所。生産者が減り消費者ばかりになればモノやサービスが不足し物価は上がる。逃げ切るためのFIREが自分の首を絞める。FIREする気がない人は「長く働く準備を行う」のが一番賢い戦略、というのも確かにそうで面白い。著者がドライ過ぎるきらいはあるが読んで損はない一冊。2026/06/11

まゆまゆ

14
早いうちに資産を形成して仕事を辞めたいと考えるいわゆるFIREを目指す人が多くなった背景に、人生にかけるコストは最低限でいいと考える人が多くなったことを語る内容。確かに生涯未婚率も男女とも高まっているが、一人で生きていける社会が実現しつつあることの裏返しなのか。しかし皆FIREを達成し労働から解放されると、結果として働く担い手不足によってインフレになるのだ、と。2026/05/19

hisa_NAO

11
労働力・人口減の加速の原因は、仕事・結婚が嫌になったため。データを解析しても「まぁ、そうだよね…」という悲しい納得感。社会の利益と個人の自由の衝突。現代民主主義社会では解決不能な対立が生む、必然で不可逆なトレンドだと。 では、人口減を前提とした社会を成り立たせるための処方は--100年で生産性を4倍=年1.4%の成長!=月10分の無駄減!-- …麻を飛ぶ忍者か… FIREの弊害を大きく見積もり過ぎている気がしますが、論旨は明快。碌な対応の見当たらない問題へ、具体的処方を提示したのが素晴らしい。2026/05/17

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