出版社内容情報
ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生。氏の生き方を通じて、あきらめず、粘り強く生きることの大切さを伝える。
上坂和美[ウエサカカズミ]
日本児童文学者協会会員、児童文学作家
内容説明
難病患者さんの力になりたい!2012年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さん。受賞にいたるまでの道のりは、決して順調なものではなかった…。小学校高学年・中学生向け。
目次
実験大好き
父の二つの教え
向いていなかった仕事
ジャマナカからヤマチュウへ
アメリカ・グラッドストーン研究所へ
クローンって何?
心が折れそうになる
奈良先端科学技術大学院大学へ
できたぞ!万能細胞
iPS細胞の可能性
iPS細胞はだれのもの?
ノーベル賞受賞
希望をつなげ!届けろ!患者さんたちへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
消しゴム
23
ips細胞についてよく分からなかったので、手に取りました。「レジリエンス(心の回復力)」=「つらいことがあった時に、しなやかに順応して生き延びる力」困難にあったとき、ポキッと折れてしまうのではなく、折れにくい竹のようにやわらかくしなる心をもつこと。どんどん試して失敗するのが大切。むしろ失敗しなければ、成功は手に入らない。ips細胞の開発もそうやって取り組んできた結果である。医学的なことは理解できませんでしたが、チャレンジする大切さを学ぶことができました。2022/02/06
退院した雨巫女。
10
《私-図書館》iPS細胞を見つけた山中伸弥さんのことが、わかりやすかった。iPS細胞が、もっと身近に使われるようになりますように。2019/08/29
とも
5
図書館の先生おすすめの一冊。iPS細胞を発見した山中伸弥教授の話。失敗は成功のもと、人間万事塞翁が馬という言葉がこれほど似合う人もいない。様々な挫折を味わいながら、日々肉体を酷使しながら実験、研究を続け世紀の発見に至る。その陰にはやはり家族や周囲の支えがあったそうです。とにかく諦めないことが大切なのだなぁと思いました。2017/11/16
とも
5
「どんどん試して失敗することが大切です。むしろ失敗しなければ、成功は手に入らないとさえ言っていい」山中先生が言うと説得力がある。失敗しながらも、どんどん成果もあげてほしい。2017/04/08
あお
4
山中伸弥さんのNHKのドキュメントを見て、本を読みたいと思いました。読みやすくて短時間で読了。研究室の高橋さんが心に残りました。失敗を怖がらない。山中さんの静観な表情や佇まいもステキだな、と思います。2017/10/21
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