出版社内容情報
働き方改革から取り残され、部下の仕事まで背負い込んで長時間労働に苛まれる現代の管理職。しかし、管理職をめぐる議論は過去にも様々な形で繰り返されてきた。「罰ゲーム」「無理ゲー」といった議論が流行している今、戦後日本で管理職が経験してきた波瀾万丈の歴史をたどる。
【目次】
内容説明
いつの時代も「罰ゲーム」だった!?波瀾万丈の歴史をたどる。常に「日本型雇用システム」の重要なアクターであり続けてきた管理職。終戦直後は労働運動の先頭に立って経営者を追及し、半世紀前には人員過剰・ポスト不足から企業の悩みの種ともなった。さらに、名ばかり管理職、ホワイトカラーエグゼンプションの問題を経て今日、働き方改革から取り残され、部下の仕事まで背負い込み、その言動がパワハラとされることに恐れおののいている。戦後日本社会の変遷から浮かび上がる本質的課題を描き出す。
目次
序章 雇用システムと管理職
第1章 労働組合のリーダーから経営側の尖兵へ
第2章 管理監督者と管理職の間
第3章 管理職問題の時代
第4章 管理職組合の挑戦
第5章 年俸制と企画業務型裁量労働制
第6章 名ばかり管理職とホワイトカラーエグゼンプション
第7章 女性活躍と高度プロフェッショナル制度
第8章 管理職はつらいよ
著者等紹介
濱口桂一郎[ハマグチケイイチロウ]
1958年大阪府生まれ。労働政策研究・研修機構労働政策研究所長。東京大学法学部卒業。労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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